ローソンよったときに思い出した。

初めてのバイトは、高校生でスーパーのレジだった。
このへんの地域にそこそこの数がある小さなグループ企業のレジ。
グループといっても小さいし地域密着型で、みんなあったかかった。
たぶん時代もいまよりちょっとよかったせいだと思う。

レジの責任者やそのサブ、
店長と次長は、グループ内を異動するけど、
この「4人」は、変わっても変わってもいいひとばかりだった。

レジチーフとサブは必ず女性で、年もわりと若かったから、休憩のときはいろんな話をしたし、
やめてからも買い物にいくと勝手にポケットマネーで会計してくれたり。笑

そしていまでもすごく覚えてるのが、いつだかの店長と次長。

次長は、若いカーネルおじさんみたいなほんわかしたひとだった(笑)

このバイトはいまも一緒にいる友人が紹介してくれて一緒に働いてたんだけど、
店を閉め終わって、次長とわたしと友人で店内を事務所のほうに突っ切ってるときに、

冷蔵ケースのよこを通りかかって

「あ、このプリンおいしいよね!」と友人がいってわたしもキャイキャイなってたら、

次長が「食うか?」って、

プリンをふたつ、(当たり前だけど)ちゃんと支払って買ってくれた。笑
このときのプリンは、ほんとうにおいしかったなぁ。



そして高校生活も終わりにさしかかって、私のバイトの最終日がやってきた。
このときの主役は、店長。

店長は、ひがしこくばる知事をよりおちゃらけさせたような、ちいさめだけどパワフルでおチャメなオジサマだった( ´艸`)

店長は最終日のタイムカードをきったあと、わたしに
「お疲れさまみさめちゃ~んごめんね~!時給結局あげられなくてね~ほんとにごめんね~!お詫びにこれでももってって!」と


ハーゲンダッツのミニカップがたくさんはいってる箱のヤツ(なんていうの?笑)をくれた!
もちろんこれも支払ってる。笑

このハーゲンダッツは、持ち帰って家族みんなでいただきました♪

わたしの働きを買ってくれて、時給アップを本部に要請してると何度か聞いてたんだけど、
本部からのオッケーが出なかったって。

でもそんなことはぜんぜん関係なく、ハーゲンダッツと店長のその気持ちがうれしかった!
こういうことって、やった側は覚えてなかったりするんですよね・・・。
でもしてもらった側は、こうして一生忘れないくらい覚えてる。

なんか思い出してちょっとシアワセな気分になりました。笑
プリンとハーゲンダッツの思い出。笑
今度ひさびさに、買い物にいってみようかなぁ。