みさめの闘病日記・・・うつくしく雨が降る・・・-Image175.jpg

帰ってゴハン食べて案の定パーフェクトダウン、爆睡してました。
まだ眠いので寝ますけど。




…………あれは約2ヶ月前のこと。
昨日のと同じ仕事。


音楽のレッスンの仕事、超久しぶりで、前日からドキドキだった。


薬を変えてから、まだ安定もしてない時期で、久しぶりだったし。
行けるかなぁ、心配だなぁ、と思いながら寝た。


当日起きたら、息切れがしてた。


それでも顔洗って、スーツに着替えて、メイクをして………ってしてる間に、

気のせいだと思いたかった息切れに加えて、動悸まで始まって、


メイクを終えた頃には、ヒドイめまいで立っていられなくて、座り込んでしまった。

母親に止められ、熱が出てインフルかもしれないので、お休みさせてください、とウソをついて休んだ。

ちょうど、レッスンが久々になってたのも、インフルで部活停止とかだったから、先生は心配して、でもすぐ見てほしいからと、再度スケジュールを調整してくれた。


なにげに忙しい私立の中高一貫校、次の予定はまたなかなか合わず、2月になった。

心配だった。

またあんな風になったらどうしようと。

ただ、あの日、仕事を休ませてください、と連絡してしばらくしたら症状が収まったことは、気になった。



自分のデカイ本番も控えて、当日この本番で同じような状況になっても、休みます、じゃ済まない。


次の診察で、全てドクターに話したら、

「なるほど~、それはやっぱり、不安や緊張からの身体症状ですなぁ~」と。


まだ認知行動療法も始まってないし、始まったら効果あるだろうけど、じゃあ頓服だしてみましょうか!と、ドクターはいった。


いままでロクな治療を受けてなかったワタシは、そんなものがあるなんて知らなくて、ビックリした。笑


もっと早くいえばよかった!と(笑)


緊張状態が予想される30分くらい前に、先手をうって飲んで、6時間あけたらまた飲めますから、本番のとき調整してみてください、と。

試しに本番より前に、軽い不安のときに飲んでみて試してもらって、効かなかったら違うの出すからまた来て下さい、と。


ためしに、不安を感じていた練習のまえに飲んでみた。


効いた。
落ち着いた。


本番も、うまく時間調整をして、無事身体症状が出ることもなく乗り切れた。


本当にドクターに感謝した。


そのあと、何回か頓服を飲みそこねて行けない用事とかあったけど、



なにより、頓服を出してもらうキッカケになった、昨日の仕事。

これに行けるかどうかが、ワタシにとっては正念場だった。


頓服の効果をもう知ってはいたし、認知も始まってるけど、やっぱり心配だった。


あとから始まった認知の心理検査や自己分析によると、ワタシの症状は、レベルでいうと、
「不安(パニック)障害」まではいかない、「不安(パニック)症状」というものらしい。



でも、一生懸命認知のこと思い出したり、

最大の難関、出掛ける前に不安を感じさせないために、頓服を飲む時間も調整して、



出掛けられた。


電車に乗れた。


歩けた。


またあの場所に、行けた。


レッスンも出来たし、生徒たちも待ってくれてた。


バレンタインの、かわいらしいチョコを用意して待ってくれてた。

自分からだったり、言われたりした50人くらいの生徒たちに「こんにちは」「お疲れさま」
って、自然に笑顔で言えた。

うれしかった。


でも、レッスンの途中で、うれしくてハッスルしすぎたのか、だんだん調子が悪くなってきて。

楽譜を覗き込むフリをしながら座り込んだり、

気持ち悪くなったのを「雪だね~」とか外見てごまかしたり(笑)

割と普段は喋りまくって教えるタイプだけど、息切れしてるときはとりあえずやたら吹かせてみたり(笑)


フラフラで倒れそうになりながらも、なんとか自分なりにかわして、がんばった。


やりきって帰る道を歩いてるとき、たくさんのことがうれしかった。


出掛けられた。

電車に乗れた。

仕事にいけた、やれた。


メイクをきっちりして、スーツを着込んで、8キロの楽器を持って、雪のなか傘を差しながら徒歩20分の道を歩けた自分を、少しカッコヨク思えた。



でも、全部まえは普通に出来てたこと。



それが出来なくなって、


当たり前のことが出来なくなって、昨日、何ヶ月かぶりに出来たこと。



すべてがうれしかった。


明日は夜が自分の練習で、きっとそこまでダウンしてるけど、でも行けたことと、以前に病気で初めて穴をあけたこの仕事で、久々にお給料をいただけたことが、ものすごくうれしかった。


ダウンしながらだけど、のんびりやるしかないけど、少しずつやっていこう。


またダメな日だってあるはずだけど、それでもいい。
今回のことは、身を削ってでも価値のあることだった。


当たり前が、当たり前に戻れるといいな。