周南から世界へ 一心 ~二陣~
市内ピピ510にて毛利道場主催のアマチュア総合格闘技イベント「一心~二陣~」が開催された。
エキシビジョンを含む全9試合で、オープニングファイトからメインイベントまで、熱き男の戦いが行なわれ、約250名の観客を湧かせた。
アマチュアだけに職業もさまざまで、飲食店勤務・オタク会社員・元芸人・鳶職・IT企業社長など、経歴を見るだけでもおもしろい。
オープニングファイトでは、秒殺の「腕ひしぎ逆十字」、第三試合のキックボクシングでは応援団の大声援、第五試合では、二十歳の道場生がKOにて初勝利とまさに筋書きのないドラマ。
休憩後には、前県議のキムケンさん が来場されており、「これだけ若者が集まるイベントはない、私も手に汗を握って観戦してます」と挨拶された。
初陣でメイン試合をした秋山翼選手は、今回対戦相手が見つからず、同門の原井徹選手とエキシビジョンが行なわれた。
エキシとは言え、夢のゴールデンカードが実現した!
高度な技術の攻防で、観戦者からは大歓声と大拍手で会場が盛り上った。
今回B吉が一番楽しみにしてた試合は、第6試合の土屋クレイジー(毛利道場)の試合。
昨年、THE OUTSIDER に出場したものの、相手のファーストタックルで肩が外れるアクシデントで苦負してる。
それからは、強肩にすると肩周りの筋トレに力を入れてた。
で、今回対戦相手が決まったものの、7キロの減量が必要。
試合までは10日までしかなかった。
それからの減量トレーニングは、サウナスーツを重ね着してのバイクやスパーと怒涛のトレーニングだった。
気になる試合の方は、2Rにアームロックを決め1本勝ち。
土屋選手の笑顔を久々に拝めた。
今回の勝者には勝利者賞のメダルが渡されたが、これはB吉が寄贈したものです。
仕事をしながら一生懸命稽古をして得た勝利。
やはり記念になる物が欲しいですよね。
勝った選手は試合後もメダルをぶら提げ、他の試合を観戦してた。
やはり嬉しいんですよね。
寄贈して良かった。
メインイベントでは毛利道場から山根一選手が出場。
メインを任されたときからナーバスになって、寝つきも食欲もなくなったらしい。
しかし試合が始まると、壮絶な打撃戦で見応えのある試合をした。
結果は時間切れのドローだが、相手選手が途中イエローをもらってるので、山根選手の勝利。
本人は不様な試合で申し訳ないと言ってたが、闘志をみせるいい試合だったと思う。
最後に「自分達は格闘技しか出来ないけど、格闘技を通じて周南が元気になれば・・・」と主催者代表の毛利選手が述べ締めくった。
今回の試合観戦で、周南にはこんなに元気な若者がいる、こんなに闘志が溢れてる若者がいる。
たくさんの元気がもらえたし、将来の周南も彼らに託しても大丈夫だと確信できた。
近い将来、周南から世界へ羽ばたく選手がきっと出るだろう。
選手の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとう。
次大会でデビューしようかなぁ・・・うそです。