毛利昭彦 戦極結果
戦極 ~第八陣~
2009年5月2日 国立代々木競技場第二体育館
第一試合 ライト級 5分3R
○毛利昭彦(反則勝ち)
×真騎士
入場曲が流れると、花道に毛利道場ののぼりが4本そそり立つ。
城門が開き、陣羽織を羽織った毛利選手が登場。
毛利昭彦、戦極のリングに初見参!
ゴングと同時に強烈な左フックとヒザ蹴りでテイクダウンを奪う真騎士。
グラウンドガードポジションを取った毛利は下から腕十字を仕掛け、真騎士の腕を綺麗に伸ばす。
まさに電光石火の腕十字が決まったと、応援団は立ち上がって喜んだ。
しかし、真騎士は素早く回転してバックを奪う。
真騎士が鼻血のドクターチェックの為、一時中断。
再開後、両者はパンチで打ち合い、真騎士の右フックがヒット。
倒れた毛利に真騎士が顔面へサッカーボールキック。
四点ポジションへのサッカーボールキックは反則
すぐにドクターが上がり、ドクターチェック。
毛利は試合続行を求めるが、ダメージが大きいためドクターは続行不可能と判断。
毛利の反則勝ちとアナウンスされる。
ここで前代未聞、担架に載せられたままマイクアピール。
「今日は道場の仲間の結婚式で、どうしても勝利をプレゼントしたかった、もっと練習して戻ってきます」
実は出場オファーがあった時、道場仲間の結婚式への出席が決まってた。
勝利をプレゼントするから参戦させてくれと約束。
結婚式へ出席できなくて申し訳ないとずっと思ってたんでしょう。
絶対安静の時に、自らマイクを要求。
そのまま救急車で病院に搬送された。
検査結果は異常なしで2時間半後に会場に戻った毛利は勝利者インタビューを受ける。
「勝利をプレゼントしたかった」
「腕十字は手応えあった」
「次はちゃんとした勝ちをもぎとりたい」
と応えた。
約20人の応援団と共に、祝勝会。
不本意な勝利の為か、笑顔がありませんでした。
翌日にあった、一夜明け会見。
「こんにちは、毛利昭彦です。自分は、勝ったと思っていないので、今日ここに居るのは気が引けるんですけれども、ああいう結果になって悔しいので、パンチも貰いましたし、もう一度しっかり練習をして・・・まあルールはルールなのでしっかり守って頂いて、またいつか再戦したいです。関係者の方には、心配をおかけまして大変失礼致しました。」
またまたスポーツ紙は、メインの試合を差し置き毛利一色で賑やかした。
打撃の毛利、グラウンドの真騎士と予想されてた試合でしたが、ゴングが鳴ればまったく逆。
見応えのあるいい試合をしてただけに、反則というカタチで終わったのが非常に残念。
機会があれば再戦して欲しい。
次は5月6日のハードヒット(北沢タウンホール大会) で、飯伏幸太選手とのメイン試合に出場。
本人は大丈夫と言ってるが・・・正直、無理はして欲しくないですね。
今回、応援コメントを頂いたたくさんのブロガーさんに感謝です。
本当に有難うございました。
苦い初陣となりましたが、きっと皆さんの声援のおかげで、「百万一心」で戦えたと思います。
本人も「もっと練習をして、次の戦いはきっちりものにしたい。声援、ありがとうございました」と言ってました。
次回の試合が決まったら報告します。
皆さんの声援は代々木まで届きました。
ありがとうございます。