老舗のスタンドキッチン
老舗の洋食屋と言えば「こるしか」「プランタン」「スエヒロ」「冨久味」があった。
その老舗店が廃店する噂を聞く度に寂しい思いする。
だが、テアトル18番街の地下に、創業46年の老舗店が元気に営業をしておられる。
どうしても食べたいメニューが3つあるからだ。
今回は特製ランチ¥1,500にした。
食べてる途中で写真を撮ったので、食べかけですが、ポタージュとライスの他に、メインのプレートには、ハムエッグ、ミンチカツ、貝柱のフライ、スモークサーモン、エビサラダ、フルーツが所狭しとのってる。
食材にもこだわってるのでおかずが美味しいのはもちろんだが、自家製のデミグラスソース、マヨネーズ、タルタルソースが絶品。
一度は口にしてみる価値がある。
B吉が迷う他のメニューは、「カニクリームコロッケ」と「エビピラフ」である。
火傷をしそうなぐらい熱いカニクリームコロッケは食べたら、はまること間違いなし。
エビピラフもこの味を盗もうと、連日通った人が何人もいる。
夫婦が協力しあいながら、何かを混ぜてたのでカウンター越しに覗いてみると、マヨネーズを作ってる途中だった。
一生懸命混ぜてる大将の腕を見るとサロンパスが!
腱鞘炎になってるらしいが、機械で混ぜたんならこの味は出ないとの事。
製作途中のデミグラスソースもあったが、1週間かけて作ってるとの事。
感謝感謝。
こんなに手間隙かけて作ってるのに不味いわけがない。
昼時は、外で待ってるお客さんがいらっしゃるのも頷ける。
大将も「元気なうちは店を辞めずに頑張ります」と、嬉しい言葉をいただいた。
老舗店が無くなる度に、徳山のネオンが一つ一つ消える気がして・・・。
愛情と46年の歴史を感じる事が出来る料理、あなたも是非食べてみては?
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