秘湯 ~最終~(鍋山温泉)
別府明礬温泉から林道を、行き止まりまで10分ぐらい走る。
車を降りて沢を徒歩で登ります。
ショッカーが出てきそうな雰囲気の所を歩く事10分。
到着しました、「鍋山温泉」。
100m位離れて、2つの湯船があった。
まずは、奥の湯船から。
ここは脱衣所がないので、その辺の草陰を利用するしかない。
ここは泥湯で濁灰色をしてた。
底に大量の泥が沈殿していて、泥の下からお湯が湧出。
早速、泥を救い身体に塗る。
きめ細かい泥で、凄く美肌効果がありそう。
エステの泥パックってこんなんだろうか。
沢水がパイプで引いてあるので適温で利用する事が出来る。
こちらは黒湯と言われてて、お湯が黒い。
と思ったら、無色透明である。
黒い湯の花が浮遊しているので、黒くみえるみたい。
こちらは沢水と源泉がそれぞれのパイプで引いてあった。
何といっても景色がいい、別府湾と別府市街地を眺めながらの入湯。
これ以上の贅沢があるだろうか?
源泉が側にあるので、生玉子をタオルで包んで浸ける事10分。
それはもう、美味しい温泉玉子の出来上がり。
至福の時を堪能してると、女子大生風のおねえちゃんが二人やってきた。
岩陰から出てきた二人は・・・あらら~、スッポンポン。
嬉しいやら、恥ずかしいやら。
頼むから隠してくれと、タジタジになるB吉であった。
地元の常連さんによると、吸殻のポイ捨てやゴミの放棄など、利用者のマナーが悪いとの事。
この方はゴミ袋を持って来ておられ、帰りには袋いっぱいにゴミを持って帰られるらしい。
次に利用する方のためにも、綺麗に利用したいですね。
そしてこの鍋山温泉は、地主さんが善意で解放しているらしい。
尚更、地主さんを裏切るわけにいかないですね。
温泉帰りに是非食べてもらいたいのが「地獄蒸しプリン」
温泉の蒸気で蒸してるプリンで、明礬温泉で販売してます。
カラメルの甘みが抑えてあって、大人向けの味でした。