2011年6月の記録④ | 髪で風を感じたい(*^-^)~広汎性円形脱毛症闘病blog~

髪で風を感じたい(*^-^)~広汎性円形脱毛症闘病blog~

2011年4月 本格的に脱毛が始まり、
同年の9月までで全頭と体毛の一部が無くなりました。
現在も日々色々な思いをしながら闘病中です。

同じ病気を抱えている方やご家族が同じ病気の方と
思いなどを共有できたら...



入院4日目。


起きたら、いつも通りに抜け毛。少し残ってた前髪もけっこう抜けてきた・・
それと、この日はそのあたりの皮膚に赤い斑が出て来てて・・


担当の女の先生に言うと、処置室でまた写真を取られました


この日は外来診察もあると伝えられ
普段の皮膚科へパジャマ姿で点滴を引きながら行って
一般の外来患者さんに交じって待合で座って待ちましたが、
変な気分でしたー。


容姿がいかにも入院患者なんで、けっこうみんな気を使ってくれるんです。
すっごい元気なんですけど、体は・・・


診察で皮膚の赤い斑が出てきたこと、伝えましたが特に何も言われずでした・・・





病室に戻ってから、入院生活が2か月近くになる80代のおばあちゃんが
私がしょっちゅう行ってた中階にある庭園のことを知らなかったので、
誘ってみました。


もう長く外の空気も吸ってないだろうし、
お花も咲いてるから気分転換になるだろうなーと思って。

おばあちゃん 「私、遅いから・・・」
術後のおばあちゃんは歩行器を使ってて。

「ゆっくりゆっくり一緒に行くから」って言ったら 嬉しそうに「いいの?」って。

お庭に出たら、
おばあちゃん風に吹かれて 「気持ちいいね~♪」って
すごくいい笑顔してくれました!
咲いてるお花を一通り見て ゆっくり戻りました。
私もすごいうれしかったです!誘って良かった~♪



70代のちゃきちゃきのおばあちゃんもこの日退院です。
このおばあちゃんも長く入院されてて・・・

80代のおばあちゃんと大の仲良しの様子でした。
息子さんとお孫さんが迎えに来られて退院しましたが、
80代のおばあちゃん 「もう見送らへんで、はよ行って」 って泣いてました

私も弱くなってるので その光景ダメでしたー
何歳になってもお別れは辛いんです。
共に病気と戦いながら長く一緒にいたんですもん



60代のおかあさんはこの日手術。
どこの癌かは聞きませんでしたけど、ご自身が大変な手術を控えているのに
私にかけてくれた言葉 うれしくて涙でしたね。
きっと私と同じ歳くらいの娘さんがいらっしゃったので、気にかけてくれて・・・
今でも涙出てきますー



みんなが就寝までは個々のカーテン開けっ放しで
それぞれのことをしたり、お話したりの病室で良かったー。
隣部屋は1日中個々のカーテン閉まってたし・・・余計に気が滅入ってしまう気が・・・


4日間の入院生活、内容が濃かったです。
病気の人と過ごして、みんなそれぞれ頑張ってるって思えたり、
いろんなこと考えさせられ、それだけでも入院した甲斐があったと思った。


退院手続き処理を待って、4時前に退院。
外の世界は暑かったー


入院中の薬 セファランチン錠・ワッサーV
入院費用 ¥37,450 でした。 


次回診察 4週間後。