2019が終わる…
今の私にとって、一番長く生き、一番愛着のあった時代「平成」。
そして、新しい元号「令和」。
この2つが混じり合った特別な1年が終わろうとしています。
毎回言ってますが、今年も振り返ると色々ありました。
それなのに、今年は(ブログ記事を)4つしか書いていない・・・
決して、ブログに飽きたわけでもなく、他のSNSにハマったわけではなく、、、
日々の疲れが書く意欲を削いで、身近なLINEでさえ少し遠ざかりました。
最後の締めくらいは・・・と軽く振り返りです(笑)
まず、平井堅ばりに瞳を綴じて思い起こされるのは、4月に気胸で入院&手術したこと。
手術を伴う入院は初めてだったのでビビりました
前月にインフルエンザもかかっていたことを考えると、完全に2019年の底でしたね。
退院後は安静にし、5月に草野球に復帰。
ヒット1本打てた時のベース上での喜びは忘れません
止まない雨はないって感じですね!
101回目の夏の甲子園にも行ってきました。
今年も去年と同様に熱戦ばかりで、熱い、暑い甲子園は、厚い歓声に包まれっぱなし。
注目される選手が多くいたので、声援も凄くて楽しめました
一難去って、また一難。
夏頃、会社が他会社に吸収合併されることが社内に告げられました。
5年前の統合を乗り越えながら15年以上勤めた会社だったので、ショックでした
しかし、当面は同じ社名で、同じ場所で、同じやり方でやっていくことを知らされ、少しホッとしたのを覚えています。
でも、この間にもっとパワーアップしなければ生き残れないと思ったので、「第一種衛生管理者」を真剣に目指しました
試験会場は大阪と思いきや、関西は加古川にある近畿安全衛生技術センター。
遠っ!
2度目は嫌だ・・・
一発で決めたい気持ちが否が応でも湧き、試験勉強も本番も頑張れました。
先日結果が発表されました。
合格でした
上司にも周りにも褒めてもらい、自分のためにやったことでしたが、とても自信になりました。
ご褒美ではないですが、その直後に京都の立派なホテル「東急ハーベストクラブ京都鷹峯」に格安で泊まれる話をいただき、
束の間の静寂を楽しみました。
どれもとても上品な味でした。
味を表現する言葉が元々乏しい私には、ここの美味しさを伝えるのはまず不可能。
さすが、ミシュラン一つ星!
と言っておきます。
さて、来年はワタクシ40歳です。
前厄の年でもあります。
もう倒れたくない・・・
健康が1番だと再認識した年。
(衛生管理者として)自分自身の心身を健康に、衛生に保てるように努めたいと思います。
皆さんにとっても益々の健康で平和な1年になりますように。
備忘記録 (そして入院へ・・・)
敢えて忘れないために私の身に起こった3月~4月の不幸な出来事を書きます。
5月に元号が平成から令和に変わりましたが、
私の体調は一足早く変わりました。・・・悪い方に。
簡単に書くとこうです↓
3月 インフルエンザ感染
3月 花粉症の症状が悪化 (目にキターー)
4月 肺の病気になり入院
まさに平成の最後の最後で厄が襲ってきたカタチ・・・
新元号を迎えるのにハードルがめちゃくちゃ高かった思い出です。
インフルエンザには久しぶりに感染したのですが、時期が3月と流行が過ぎていたため周りに同情されず・・・
予防接種を受けていたので軽い症状で済みましたが、別の意味でより辛い思いをしました。
インフルが完治し、やれやれと思っていると今度は花粉症に襲われました。
朝起きたら、目がぁぁぁ!! 目がぁぁぁ!! 状態。
両目がアレルギー反応で腫れあがっているのです。
すぐに会社に連絡し、朝のうちに近所の眼下へ。
「アレルギー性結膜炎」ということで4種類の目薬を処方してもらい、コンタクトに替わって眼鏡で1週間過ごしました。
流石にもう厄は打ち止めで、これ以上は襲ってこないと思っていたのですが・・・・
3月末に咳をしていた時に違和感を感じ、4月1日の会社イベントである入社式の運営を無事に終えたあと、
ようやく時間ができたので病院に向かったのですが、医者の口から出た言葉は耳を疑う言葉でした。
「即入院しないとあかん」
レントゲンを見ながら話す医者の言葉によると、肺に突然穴が開いて体の中に空気が漏れているということ。
放置しておけば、萎んでしまった肺とのスペースに菌が入り感染症を引き起こすとのこと。
病名は「自然気胸」であるということ。
体はどこも痛くないので、不思議な気持ちで職場に戻り上司に入院報告をしたのを覚えています。
「肺に穴が開いている・・・みたいです。」
「感染症になるリスクがある・・みたいです。」
「今日から入院・・・みたいです。」
報告の後は、(一人暮らしなので)着替えをマンションに取りに帰って病院に直行し入院しました。
簡単な診断の後、治療の説明を受けました。
すぐに採血検査をされ、体に溜まった空気を抜く「胸腔ドレナージ」という処置を受けました。
簡単に言うと横っ腹にぶっとい管(チューブ)を差し込まれました。
部分麻酔をしているとはいえめちゃくちゃ痛かったです。
そして、このチューブは入院中の約2週間ずーっと私に苦痛を与え苦しめました。
トイレ等の移動時はチューブから出た空気を溜める箱を取り付けた点滴棒を持って歩かないといけなかったですし、
就寝時には体内に入っているチューブが傷口や色んな体の組織に当たって痛みが伴い、熟睡することはなかったです。
さて、この処置で1週間様子を見ましたが、肺に開いた穴は自然治癒力では塞がる兆しは全くなく、
医者からは、肺の空気漏れしている箇所を直接縫合する手術を勧められました。
更に医者の説明によると、自然治癒力で治ったとしても同じ個所の再発率は50%。手術をすると10%以下とのこと。
そんなん手術するに決まってるやん!!と、即決しました。
ちなみに、私のように初めて気胸になった者には自然に治すか手術で治すかの2択が与えられるのですが、
再発者には問答無用で手術のようです。
手術を決めたところまではよかったのですが、同意書の問題で家族の誰かが来てもらわないといけないとのこと。
田舎の母親に連絡して、来阪してもらうことになりました。おかん、すまぬ・・・
こういう時、独身者は辛いですね。
手術当日、前の患者の手術が早まり、予定時間よりも早く行うことになりました。
手術名は「胸腔鏡下肺部分切除術」
肺の穴が開いている部分を切り取り、縫合する手術です。
方法は横っ腹に2cmほどの穴を3箇所開け、そこからカメラや鉗子(かんし)を挿入して行うというもの。
最大のメリットは最小限の傷口で行なえるというもので、手術時間は1時間ほどでした。
(肺がんと同じ手術らしいです)
しかも全身麻酔だったため、手術中の記憶は全くありませんでした。
全身麻酔は初体験だったのですが、凄いですね。
オペナースの話を聞いている途中に寝落ちしました(笑)
このように手術中の記憶は全くなかったのですが、担当してくれた新人ナースさんが、
手術前に行った点滴針3回射し(内、2回失敗)がもの凄く痛く、私にとってはこれが手術みたいなものでした(苦笑)
術後は順調で、横っ腹に差さっていたチューブも3日後には取れました。
それまでどんな時でも行動に制約があった状態でしたから、取れた時は晴れて自由の身となった気分で、
この瞬間ほど健康に感謝したことはありません。
その後のリハビリ(肺に徐々に負荷をかけていく為のジム運動)も順調にこなし、入院して2週間で退院できました。
入院中は痛みとの闘いだったので辛かったですが、食欲は終始ありました。
なので病院食のような健康的な食事は毎日楽しみでした。
肺は患いましたが、その他の臓器はこれらの食事によってだいぶ健康だったに違いありません。
そこはありがたい経験でした。
また、入院期間中に友人や会社の上司達がお見舞いに来てくれました。
特に手術前日は不安な気持ちが大きかったのですが、優しい言葉で救われました。
お見舞いの品もいくつか頂き、嬉しかったです。
メール等でもたくさん励ましメッセージをもらって勇気づけられたので、とても感謝してます。
今回の病気は自分の体型によるところが大きいのですが、ストレスも一部起因しているという医者の話でした。
年明けからこの時(春先)まで、相変わらず仕事が忙しく、
結果、本来人間の一番大事である「健康」を損ねてしまいました。
自己管理ができていなかったことで、色んな人に迷惑をかけてしまいました。
もっと上手く優先順位をつけてこなさないといけないと思いました。あらゆることに不器用だったなと。
ですから、今は「健康が1番」をモットーに特に仕事は必要以上に頑張らないことにしています。
(ここを会社関係者が見ていないことを祈りますw)
そいいえば、入院中はサクラの季節だったので、病院の窓から遠くに見える桜並木を羨ましく見ていましたが、
幸いなことに退院した4月半ばでも近くの公園では桜が見事に咲いていました。
天からのご褒美だったのかな・・・・