読了した本です。
極楽タイ暮らし 著者 高野 秀行 ワニ文庫
梅原猛の授業 仏教 著者 梅原猛 朝日文庫
極楽タイ暮らし~は著者の高野 秀行氏が大学を卒業し、
タイ国のチェンマイ大学で日本語講師としてタイで暮らした頃のお話。
特にタイ人に関する記述が興味深く、タイの人は熱帯の地域に住むが
暑がる人が多い事や、物事に執着せず、人間関係もアッサリしていて根が深くない。
また、男性はナヨナヨしていて、ムエタイといった世界屈指の格闘技の選手でさえ、
「チャンピオンになりたい」といった上昇志向の人は居ないありさま・・・。
このように書くと情けないように感じ、また笑ってもしまいますが、
ある意味、のんきで日本にはない余裕も感じられないわけでもありませんね。
他者に学び、自分に取り入れるという事は正しい意見を持つ事なので学びました。
梅原猛の授業 仏教~は「梅原猛の授業シリーズ」の一編で、正直、仏教というと
どうも馴染めないというか、法事やお葬式といった亡き人を弔うイメージがあります。
しかし、この本では仏教の歴史はもちろん、本来仏教は人の生き方を解くもので、
人がより良く暮らしていくための、教えであるという事がわかります。
人間が作物を耕作するようになり、文明が現れ物質が豊かになると、
精神的原理が必要となり、ソクラテスや釈迦、孔子といった思想家が出てきた訳です。
梅原猛によると仏教の教えである六波羅蜜の「精進」つまり努力する事、
「禅定」これは集中する落ち着く事、また「正語」要するに嘘は言わない、
そして「忍辱」耐え忍ぶ事ですね、これが大事であるとこの本では書かれています。
仏教を理解する事はなかなか難しいのですが、ひとつ学ぶ事ができました。
