「木暮荘物語」という三浦しをんさんの
著作をご存知でしょうか。
木暮荘という年季の入った味わいのある
アパートの住人たちと彼らにかかわりの
ある人々との間に起こるあれこれを綴っ
た7篇の短編からなる作品集です。
第7篇ではニジコという女性が準主役的
ポジションで登場します。
絶縁状態の売れっ子漫画家の父が節税
対策で買ったマンションに住み、多額の
生前贈与を浪費して暮らすニジコ。
冒頭のセリフは268ページに出ています。
自分で稼いだのではない財産の浪費が仕事
って、あいつらと同じだな。
母のために父が残した母の相続分を買い
散らかして暮らし、自分で稼いだのでは
ない金をどうにかして得るために母の寿命
を縮めようとする生活を強要するM Tを
目黒のニジオと呼ぼう。