くっだらない男「K」の話 ① | アズーロのブログ

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くっだらない男というのはいるものです。

 

偶々同じ年に同じ会社に入った、という

だけで、それ以上もそれ以下でもない

のですが、あちこちで目にし、耳にする

この男のくだらなさは失笑もの。

 

たとえば、ひとつ。

 

若き日、僕は会社のテニス部の幹事

をやったことがありました。

 

当時、幹事は男女二名ずつ。

 

で、僕と一緒にやったのがK。

 

ところが、こいつが何にもやらず、テニス

コートに来て女子社員とへらへらしている

だけ。まったく役に立たないので、僕と

二人の女性幹事の三人であれこれと

事を進めていました。

 

当時、会社では関東の事業所のテニス部

と関西の事業所のテニス部が年に一回

対抗戦をやっていました。

 

このアレンジがなかなかたいへん。

 

誰もが一回は試合に出られるようにマッチ

メイキングをし、タイムスケジュールをたて

ねばなりません。

 

その年は関東での開催だったので、女性

幹事の二人に宿泊や食事の手配を頼み、

マッチメイキングは僕一人でやりました。

もちろん、Kは何もやらずへらへら。

 

ようやく前日に組み合わせ作成が終了。

腕の覚えがある僕はシングルスとミックス

ダブルスにエントリー。

女性が多いというだけの理由でテニス部に

入った下手くそのKも出さないわけにはいか

ないので、男子ダブルスの8番手にしました。

 

さて、当日の朝。

 

僕がミックスに出ることを知ったK。

 

なんて言ったと思います?

 

「あー、きったねーの」

 

開いた口がふさがらない、とはこのことです。

 

何も手伝わない名ばかり幹事のくせに、自分が

実力的に出られないミックスダブルスに僕が

エントリーしたからって・・・

 

ガキかよ、お前。

 

女性幹事の二人もクスクス笑っていました。

 

さて、こんな女好きのKは、20年後にとんでも

ない事件を起こします。

 

続きはまた。