スポーツマスコミ記者の内定通知の生中継やったら? | アズーロのブログ

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昨日、プロ野球ドラフト会議の生中継を

見ていて、ふと思ったことがあります。


「フォーカスするなら指名が固い選手だけ

でいいんじゃないか?」


たとえば選択指名で数球団が競合するような

選手なら、ガッカリしたところでせいぜい

意中の球団がクジにはずれたくらいです。


しかし、職場や学校や家族の期待を背負って

プロを目指してきた当落スレスレのレベルの

選手はそうはいきません。

ならば、指名されなかった本人はもちろん、

彼を支えてきた周囲の落胆の様子を全国に

放映する権利がマスコミにあるんですかね?


そんなことより、明日からの日本シリーズ

の取材の方が大事じゃないのか、記者諸君?


新聞記者志望の青年が片っ端からいろんな

新聞社を受け、その内定連絡が同じ日に

くるようにして、電話連絡を待つ様子を

生中継するのと同じことをしているんだよ、

君たちは。


ベイスターズが交渉権を獲得したENEOS

の渡会選手は横浜高校3年の時のドラフト

でどこからも指名されなかったそうです。

彼が昨日流した涙は、あの日の悔しい思い

だけでなく、プロ志望届を出したのにどこ

からも声がかからなかったという不甲斐な

さをようやく払拭できた嬉しさだったん

じゃなかったかな、と思います。

そんな喜びの風景だけを放送して、野球

ファンと喜び合う。来年からはそういう

番組にしてほしいもんですね。


もし物足りないなら前述の、スポーツ

記者志望青年の内定通知待ちの番組でも

作って流したらどうですか?

「〇〇君、残念ながら一社も内定出ず!

残念ながら、メーカーに就職です」

なんてね。

身近に感じる人が意外と多くて視聴率

取れるかもしれませんよ。