習志野のサッカー協会は天然芝グラウンドの維持費を出しているのか? | アズーロのブログ

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さっきNHKの「首都圏ネットワーク」という

番組で、習志野市が保有する秋津サッカ

ー場が取り上げられていました。

テーマは「天然芝から人工芝への張り替え」

 

ここは40年の歴史を持つ天然芝のサッカー

グラウンドなので、保有する習志野市が人

工芝に変更する方針を打ち出しています。

理由は維持費がかかること、使用後に養

生期間が必要(年に200日は不稼働)で

あることから回転率が悪く、市民がなかな

か使えない、など。もっともです。

 

市営のグラウンドですから、当然維持費は

習志野市民の税金で賄われているので、

年間3,000万円かかる維持費を下げ、

さらに市民が予約を取りやすくできる人工

芝への変更を考えるのは市として当然の

ことでしょう。

 

ところが、です。

これに待ったをかけたのが地元のサッカー

協会。その理由は、というと、

「国内最高レベルの美しい芝を残すべき」

「日本代表の練習拠点にもなっているの

で、人工芝になると代表の利用が減る」

などなど。

 

一見、経済的理由だけで美しい天然芝グ

ラウンドをなくすな、と主張する美談のよう

な取り上げ方ですが、それは違うでしょう。

市民の税金で維持されているグラウンドを

サッカー関係者が我が物のように使い、市

民が使う機会を奪うのはいかがなものか、

と思います。

 

さて、地元サッカー協会に質問です。

 

1)年間3,000万円にのぼる維持費のうち、

あなたがたはいくら負担しているのですか?

 

2)JFAは日本代表がここを使用する場合、

使用後の芝の養生期間も含めて、JFAは使

用料を日割りでいくら払っているのですか?

 

市営のサッカーグラウンドを一部のサッカー

関係者が優先的に使用する以上、それ相応

の負担をするのは当然です。

秋津グラウンドの天然芝の維持コストを地元

サッカー協会やJFAがどれだけ負担している

のか、によってこの問題の見方は変わるのです。

 

まさか地元サッカー協会は、JFAから圧力をか

けられて、

「代表チームが使えば習志野の知名度が上が

るのだから、格安で貸し出せ」

などと市にねじこんだりしていないと思いますが、

一方で、それ相応の金を負担しているなら署名

など集めなくても市にある程度のことは言える

はずだよな、とも思ってしまいます。

 

この問題を取り上げるなら、NHKはそこまで掘り

下げないとフェアではないのでは?

 

それが僕の素直な感想です。