職場に、クールで、何をするにもテキパキとしていて、ハキハキと話せる女性がいる。

彼女は管理部門で、職員のメンタルヘルスを担当している。

周囲からの評判も良好。

皆、口々に「彼女は仕事ができる」と言う。


ただ、「仕事ができる」の定義は、人によって様々だ。

私の中では、成果を出せることが、「仕事ができる」ととりあえず定義している。

とすれば、冒頭の彼女にとっての成果は、メンタルヘルスの担当として、職員のメンタルケアを支援し、健康を保たせることにあるはず。


しかしながら、この彼女、気が強いこともあり、ひとりの同僚を散々追い詰めたあげく、休職に追いやってしまった。


それでも、彼女の「仕事ができる」という周囲からの評価は、今でも揺らいでいない。同僚が勝手に潰れたことになっている。

これは、「仕事ができる」という評価が、テキパキ動けて、コミュニケーションも取れるという、その人の人柄に起因するからだろう。


民間企業の営業部門であれば、売上成績が数字になり、その人の成果も見えやすい。

これが、公務員や、企業の管理部門などになると、成果物が見えづらい分、評価が難しい場合が多い。


最近、公務員にも新たな評価制度が導入された。
評価の結果を給与にも結びつけるらしい。


評価指標は何か、その評価指標は適切なのか、それを判断できる公務員が多くいるとは思えない。

結局、人あたりと、上司へのアピールが上手い職員が評価されるというオチが見えている。
まあ、そのあたりは民間とも大差ないかもしれないが。