マンダリンオリエンタル東京は日本橋に位置する。

 

 宿泊の予約は何通りかある。まずはJTBの窓口だ。JTBに掲載される宿泊料金は前もって決められている。ネットだとダイナミックプライシングが導入されているため、高く跳ね上がることが多い。JTB経由だと概ね安いが、高く設定されている期間もあるのでデジタルパンフレット等で確認しよう。朝食やホテルクレジットが付いてお得だし、子連れだと色々な要望が伝えられる。ただし、最下層に追いやられがちでビューに関しては望みはかなわない。ビューを重視したいなら一休のビュー確約プランだろう。ただし高い。公式サイトで会員登録し、Fans of M.O.で予約するという手もある。特典付き。

 

 

 部屋に関してはビューはコーナールームだと2方向だし、ビューバスで基本的にどの向きでも楽しめる。ただし、ネットでしか予約はできない。それにキングベッド一択なので添い寝で3人になると狭いし、エキストラベッドの対応もない。

 

 

 子連れだと広めのグランドルームツインベッドをハリウッドツインにしてつかうのが広くていい。余裕でルームサービスを頼める。低い階層でも高層ビル群が身近に見えて迫力はある。ただコーナールームには独特の浮遊感が感じられる。

 

 アメニティは部屋に用意されてないので到着したら別途頼む必要がある。具体的には歯磨き粉、子ども用アメニティ、女性用化粧品、男性用化粧品だ。これは環境配慮の一環で最初からは用意されていない。室内に用意されているティーパック類は質が高いので持ち帰り推奨。以前はソープやシャンプーも小瓶であったが、今は設置型になっているので持ち帰りはできない。

 

 
 
 

 

 子連れだと食事というのも考えねばならないが、ルームサービスでも済む。アフタヌーンティーもルームサービスで頼める。基本的にダイニングは夜は子どもは早い時間以外不可。センスの個室を3万円で取るという方法もある。以前はセンスの料理もインルームダイニングにはあった。それとヴェンタリオがビュッフェ形式だったが、今はプリフィックスコースとなっている。これも子どもは使いづらい。近くだと「東京焼肉一頭や」が良い。

 

 

 
 

 朝食はルームサービスでもできるが、事前の予約が必要。ダイニングに行った方が卵料理のレパートリーは多いが入場待ちができることもある。和食もシンプルだが、洋食に劣らずうまい。子ども用もある。

 

 

 

 部屋は十分な広さで居心地がいい。特筆すべきはそのビューで大都会を眺めながら1日中過ごせる。東京という立地を最大限に生かせるこのホテルは特別なものだ。