1日目の夕方に広島市内に戻り、次は市内の白島にある原本店さんを目指しました。
ここは、マンションの地下で醸してるとのことでどんな感じなんだろうと凄く興味がありました。
どうやら、日本で一番最初にマンションの地下で醸造を行った蔵元だそうです。
白島の駅を降りてガラガラとカートを引いて歩いて近くまできたのですが、マンションの地下ということで探し出せるか心配でした。
すると、マンションの上にホウライツルの看板が!あれだとめがけていきました。
そして、入り口にやってきました!
全くもって酒蔵という雰囲気はしません。^^;;
酒工房?酒関連を売ってるところ?なのかちょっと心配になって恐る恐る階段を地下に降りて通路を歩くと左手に小窓が。

醸造施設が見えました!^^(ちょっとこれだけ他の方からの写真をお借りしてます^^;;)
ドアを開けると、社長の原 純さんが出迎えてくれました。
いろいろお話を聞くと、
昔はここにちゃんとした蔵があったけど(200年以上の歴史がある造り酒屋)、取り壊してマンションにする際に「自分の好きな酒が造りたい」
とのことで地下を改造して今の形になったそうです。
生産量は70石とごく少量。
でも、それをおひとりで!
常に生酒をと四季醸造でフル稼働しています。盆もなくほんとに働いているとのことでした。
少しの間、醸造施設も拝見させてもらいました。
ほんとにすべてがコンパクトなのでびっくりでした。ちょっとワクワク感もでてきます。
小さくても酒造りには全然問題ないとはっきり断言されてました!^^
ドアを開けると、、、
まず目に飛び込むのがテントみたいなもの!
これは、なんと生地がゴアテックスでできた麹室でした。
ゴアテックス水分は出ていき易く入ってきにくいので麹室には最適な素材なんだそうです。
しかも丸洗いできるから清潔とのこと。

こちらはお米を蒸すための甑(こしき)です。
次は仕込み&上槽の部屋です。
こちらもコンパクトにまとまってます。
四季醸造なので発酵途中の醪がありました。
そしてこちらが上槽のための槽(ふね)です。なんか愛くるしいです^^
そして、槽口からでたお酒が入れ物に溜まると一回一回手作業で運んでタンクに移し替えます。
「大変ではありませんか?」と聞いたところ、
習慣化されて体になじんでるのでそうでもないとのことでした!

そして、タンクといってもこれまたホテルの厨房にありそうな大きな寸胴でした!
これは安いし(特注でタンクを造るよりは)重宝してるとのことでした。
ほとんどの器具には車輪がついていてそのまま運べるというのが工夫しているなと思った半面、
ホースもない空間で不思議な感覚にもなりました。
醪やできた製品に無駄な圧力をかけてないということになりますね。
近年大きな蔵元を維持するのが苦しくなってやむなく廃業するところも出てきてる中
コンパクトに仕上げたお手本となる現代版の醸造施設のような感じもします。
もしかしたら、、、自分でも、、、
なんて、夢見がちな夢子さんにさせられる不思議な体験でした。^^;;
原さん色々とお話をありがとうございました。
ここで、試飲はできなかったのですが、
後日、広島市内であった日本酒はしご酒イベント「日本酒ジグザグ」でいただきました。
広島らしい。柔らかくて味がしっかりしています。
特に大吟醸は綺麗で透明感あふれるみずみずしさが良い具合でした。
全国利酒選手権大会で優勝された経験もあるというしっかりとした舌をもった原さんの
丁寧に造られて愛情たっぷりの蓬莱鶴をぜひ味わってみてください。
少量限定生産なのであまり流通はされてないと思います。
アジート、大名店、那覇店 ともにあります。
入手してるのは雄町の純吟になります!
那覇店のほうはイベントであける予定です。







