紅葉の時季の旧碓氷峠(うすいとうげ)です。

写真は浅間山、残念ながら頂上は雲の中です。

北アルプス・八ヶ岳・南アルプス・富士山などが眺められます。

ただ高い樹木が視界を遮っているのが残念です。

下の写真は群馬県方面、逆光ですが妙義山と思われます。

 

 

 

 

 

 

ここは昔の中山道の難所、上野国と信濃国との国境です。

熊野神社が祀られていますが、神社の名称、社務所、賽銭箱が

長野県と群馬県で別々というのが奇妙です。

写真の熊野神社は群馬県、長野県は熊野皇大神社です。

神様はどう思っているでしょうか?

 

旧軽井沢の町並みから車ならばあまり時間がかからないので

参拝者は今は圧倒的に長野側の人です。

もっとも昔は人々が同じように行き来していたのでしょうが。

 

茶店の前の県境は神社の石段の中央を通り、本殿の真中に至ります。

まさに国境(県境)に建っているのですね。

また分水嶺でもあり、群馬県側の水は太平洋に、長野県側は日本海に注ぎます。