昨日のスワンリバー
晴れ。綺麗な朝焼け。
土曜日に続き、日曜日もスポーツ見学。
とは言っても、今回は試合ではなく、柔道の練習風景を拝見。
場所は、クレアモントにある西オーストラリア大学マーシャル アーツ センター。
同じ敷地内に立つ由緒ある校舎。
かつては、教員養成のための単科大学(?)のキャンパスだったらしい。
西豪州大学(UWA)柔道クラブは、4歳からシニアまで多くのメンバーが在籍するオーストラリア全国レベルの強豪クラブ。
西豪州代表選手だけでなく、リオオリンピックに参加した選手も在籍している。
選手強化のために国士館大学から来ているコーチたちとともに、ここで週4回練習をしている。
駒澤大学との交流も盛んらしい。
大学生のチームは、昨年オーストラリアのインカレで、男女とも優勝を果たしたそうだ。
技のデモンストレーションや
子供達の打ち込みや乱取りの見学をした。
数を数える掛け声が、子供によって日本語・英語だけでなくフランス語や、イタリア語で行われていたのが、多文化主義のオーストラリアらしかった。
こういう下地が、将来世界の舞台で活躍するときに役立つのではないかな?
ところで、今回の柔道クラブ訪問で感心したのは、技のキレや練習風景はもちろんの事、何より参加している子供達の行儀の良さ。
デモンストレーション中も、私語は一切なし。
終わったあとも、表敬訪問していた兵庫県の井戸知事に対し、柔道連盟関係者、大学関係者から歓迎の挨拶やクラブの説明などが延々と続く中、畳の上でずっと静かに正座していた。
見ているこちらの方が辛くなってしまったが、コーチから足を伸ばして良いと言われるまで20分近く我慢していた。
「自由で活発」もいいけれど、必要なときに「規律と秩序」ある行動が取れるのって素晴らしい。
この中から、将来のオリンピアンが多数育ってくれることを願ってやまない。
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