我が家の2017年元旦は、テニス観戦で幕が開けた。
パースで行われる国別対抗のホップマンカップ。
今年は、地元オーストラリアをはじめ、 スイス フランス ドイツ イギリス スペイン チェコ アメリカの8カ国が参加している。
オーストラリアの連続優勝なるかどうかというのもあるが、
なんといっても、16年ぶりにスイス代表として参加しているフェデラーが今年の話題の中心。
怪我をして引退のうわさもささやかれる中、昨年のウインブルドン以来半年ぶりのプレーとなる。
だから、是非ともスイスの試合が見たかったのに、
夫はなぜかフェデラーが嫌い。
謎!
そして、キリオス(オーストラリア)はもっと嫌い。
ということで、開幕試合(初日のデーセッション)チェコ 対 アメリカ を見に行った。
ビールを飲みながら観戦するつもりだから、電車でパース駅へ。
電車の中で、メールをチェックしていて、ホップマンカップのチケットに公共交通機関の運賃が含まれていたという情報を発見!
電車賃を片道分、損してしまった。
でも、これってとても良いアイデアだと思う。
会場は、パースアリーナ。
今回初めて入った。
開始前のホールでは、音楽の演奏も。
試合開始前は、照明が暗く、コンサートでも始まりそうな雰囲気。
席は、サインが欲しかったので、選手のベンチのすぐ後ろで、前から4列目。
左隣はコーチボックス。
空調も効いていて、「薄い長袖を着てきて正解!」と思った。
でも、選手が入場とともに、会場が一気に明るくなり、焼けるような暑さに!!
一瞬何が起こったか理解できなかったが 、天井を見上げて納得。
さっきまで閉まっていた屋根が開いている!
はじめの1時間くらいは日向でジリジリ焼かれることになってしまった。
おかげで、ビールは朝からおいしく飲めたけどね。
時間の経過とともに太陽は動いていくが、試合中可能な限りコートが常に日向になるように屋根の開け具合を調整していて、感心した。
まず女子シングルス。
フラデカ(チェコ)対バンデウェイ(アメリカ)。
フラデカは昨年のリオオリンピックでミックスダブルス銅メダル。
(男子の試合を観戦するフラデカ。)
対するバンデウェイは、昨年全豪と全米でミックスダブルスで準優勝した選手。
(2席向こうに座って男子の試合を観戦するバンデウェイ。)
女子でも錦織くん並みのサーブのスピード。
ストロークも、力強い。
結果は、6−4、6−2でバンデウェイの勝利。
続く男子は、パブラセク(チェコ)対ソック(アメリカ)。
男子のサーブはもっとすごかった。というか、女子とスピードが同じでも、角度のせいか、より強烈に見えた。
結果は、7−5、3−6、6−3でソックが勝ってアメリカの2勝。
続くミックスダブルスは、4ゲーム先取の3セットマッチ。
お遊び感覚のプレー続出。
コーチボックスの向こうでは、オーストラリアのガブリロア(右奥水色のシャツ)ともう一人(誰?ものすごい美人!)も観戦。
ガブリロアは、大声でラインコールして、会場を沸かせたりした。
途中、ソックが自分のラケットをボールガールに渡してみたり、
(頑張ってラリーした)
ラインズマンと交代したり。(彼はいい味出していた!)
でも、それを見ているアメリカコーチはイライラ。
第2セットが終わったところで、「ふざけてないで、さっさと終わらせろ!」と指示を出し、
ギアを上げたアメリカペアが第3セットをあっという間に終わらせて試合終了。
試合後は、ノースブリッジに行って遅めの昼食。
オーシャンズのラーメンか、ベットホアのフォーか迷った末、観戦中のビールとチップスであまりお腹が空いていなかった私の提案でフォーに決定。
でも、オーストラリアサイズのフォーは食べきれなかった。
プロの真剣なプレーも、お茶目な面も見られるホップマンカップ。
1月7日の決勝戦まで、毎日行われている。
ちなみに昨日(二日目)フェデラー が復活をアピールしたらしい。
テレビでも中継しているけれど、生で見るとスピード感が全く違う。
会場で配られる旗を振ったり、これまた会場でやっている「応援ボード自作」コーナーでオリジナルのボードを作ってそれを振って応援したり、(テレビに映る可能性大)大人も子供も楽しめる。
テニスがお好きなら、足を運んでみてはいかがだろうか?
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