サレント地方のお菓子「パスティッチョット(pasticciotto)」

とても素朴ですが美味しくて、初めて食べた時にすごく気に入ったので色んなお店で食べ比べしてみました!

楕円形で手のひらサイズ、外側はサクサクのビスケット生地、
内側にはカスタードクリームが入っています。
お店によってはチョコレート味など、他の味も置いています。

レッチェから20kmほど南のガラティーナという街が発祥の地とのこと。
個人的に一番のお気に入りはレッチェの旧市街中心にある、
ナターレ(Natale) というお店です。

 pasticciotto2 

カスタードクリームが甘さ控えめで、ほんのりレモン風味、
クリームもたっぷり詰まって1.2ユーロでした。


 maurutti 
サルバトーレ・トリンケーゼ通りにあるマルティヌッチ(Martinucci) 、
ここはいつも前でジェラートを食べるたくさんの人で賑わっています。
スタンダードなカスタードクリームで全体的に美味しいですが、
絶対ここ!!っていう好みではありませんでした(主観です)。
お値段は1.2ユーロ。

 
 
これはサントロンツォ広場近くの路地を入ったところのパスティッチェリアのものですが、正直あまり・・・
なので、お店の名前は伏せておきます。

 
KEYFARMS 
こちらは、前述のとおりガラティーナという街が発祥と小耳に挟んだので、そこへ行った時のもの。お目当てのお店(後述)が営業時間前だったので、手近にあったバールに入りました。
でも、十分美味しかったです!!

バールなので自分のところで作っているというより、
どこかから仕入れている可能性は高いですが。。
お値段は1.3ユーロ。あれ?レッチェより高い・・・


そしてこちらが、ガラティーナでお目当てのお店、
アスカローネ(Ascalone) ! 
最初に通ったときはシャッターが降りていたせいもあって、
素通りしてしまうほど目立たない店構え!!

ascalone 

電車の時間の都合で(なんせ1本逃すと1時間半来ないから・・・)、
パスティッチョットだけササっと買ってお店を後にしましたが、
他にもたくさん美味しそうなドルチェが並んでいました 

こちらがアスカローネのパスティッチョットです。
全体的な印象としては、先ほどのバールのものも含めて、
レッチェのものよりややぷっくり部分が分厚くて、ずっしり重い感じ・・・
直径(?)もひとまわり大きい気がします。
 
ascalone3 

生地のサクサク感、カスタードの甘さもちょうどよく、
さすがはパスティッチェリア!という感じの上品なお味でした。
ナターレとどっちが美味しいかは、個人の好みによると思います。
(ただ、お値段は1.4ユーロでやや高でした。)

ascalone2 

ということで、個人的美味しさランキングは
  1位:ナターレ
     2位:アスカローネ
同率3位:マルティヌッチとガラティーナのバール

でした

他ではなかなか食べられないので、サレント地方へ訪問される機会があれば、ぜひ是非、ご賞味ください