泣き笑い | おぼろ月夜に乾杯

おぼろ月夜に乾杯

その日暮らしでお酒に溺れ、メンズと戯れ、そんな生活してます(笑)なんとなく気まぐれではじめたからいつまで続くか分らないけど、宜しくお願いします(・ε・)

暇だから昨日の出来事をちょっと

昨日飲みたいって思ったけど友達が誰も捕まらなかったから仕方なしに一人でも行ける飲み屋へ

そこはちょっとしたバーでダーツもあったりして、なんかの二次会とかで貸切客がいないとガラガラ、若い人からそこそこの年齢の人まで一人で来るお客さんも多い

店に入ってカウンターに座って、マスターやバイトの子と話しながら3杯くらい飲んだときに、カウンターの一番端にスーツを着たくたびれたおっちゃんを発見、見た目からして50代前半かな…

店に入って多分1時間半くらいは経ってたのに全く気付かなかった…(; ̄Д ̄)

ほろ酔い気分なのも手伝って、なんちゅ~存在感のないやつめって思いながら話しかけてみた(・ω・)ちなみに私は人見知りしなくて飲むとほかのお客さんに話しかけたりしちゃう(^▽^;)


「こんばんは~」


おっちゃん
「えっ?はい…こんばんは」



「お一人ですか?」(見れば分るけど…)


おっちゃん
「えぇ、まぁ…一人です(苦笑)」



「じゃあ隣いいですね♪」


おっちゃん
「えっ…?」


困ったリアクションを無視して勝手に隣に座って軽くお互いの事を話した、っていってもほぼ一方的に私が質問してる感じ(笑)

お店の近所に住んでるわけじゃないく、職場が近いわけでもなく取引先から直帰するときにたまたまこのバーを見つけて入っただけらしい

受験真っ只中の娘さんがいて、自分がいると機嫌が悪くなるから帰りづらいとか、職場でパソコンの操作が苦手で仕事が遅いとか、奥さんとは事務的な会話以外ほとんどしないとか、よくある可哀相なお父さんって感じ(; ̄Д ̄)

見た目は小林すすむっぽくて、話しながら頭搔くリアクションとかが蛭子能収っぽい(笑)

おっちゃん
「亭主元気で留守がいいって言うでしょ?(苦笑)」



「そんなの可哀相過ぎますよ」


おっちゃん
「夫婦なんてそんなもんだよ(苦笑)」



「私嫁入り前なんですけど…( ̄Д ̄;)」


おっちゃん
「そうだね夢がないね、ごめんね(苦笑)」


小一時間ほど喋ったところでおっちゃんが時計を見てそろそろ帰ろうかなって言って席を立った

おっちゃん
「いろいろ話聞いてくれてありがとう、楽しかったですよ」



「こちらこそぉ~楽しかったです」


おっちゃん
「いやいや、こんなおじさんと話して楽しくないでしょ(苦笑)」



「本当に楽しかったですよ、なんならこれからうちで続きでも話します?(笑)」


おっちゃん
「えっ(驚)またまた(汗)それじゃあ帰ります(苦笑)」


って言って帰って行った。

終始苦笑いというか…泣き笑いみたいな顔で笑うおっちゃん、娘さんが合格したら本当の笑顔見せてあげなよぉ~

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