この不細工なアップルパイ。
わたしが焼いてますの
サウンズのアップルパイはとーちゃんが作ってた。
とーちゃんは料理人で
アップルパイは焼き始めて何年経つのかな。
少なくともわたしが物心つく前から焼いていたのは確かで
よく食べてた。
焦げたらお客さんに出せないので、
アップルパイの焦げる匂いが好きだった。
サウンズにはアップルパイファンの方もいて
アップルパイを食べるためにわざわざ来てくれる人がいて
アップルパイがないとガッカリしてくれる人がいて
わたしが作ってみてる。
でも味は同じにできる気がしないから
あえてレシピも聞かずに
わたしはわたしのアップルパイを焼いている
だから全然違う味。
アップルパイって奥がふかいんだね
時間もかかる。
でも心込めて、
わたしのアップルパイ。
とーちゃんのアップルパイより
若い味がする。
って表現がしっくりきてる。
そんな中
先日、とーちゃん試験外泊して
リンゴを2玉剥いたらしい。
2玉剥くのが限界で、
そのリンゴはかーちゃんがわたしにくれた。
そのリンゴがね
剥き方から
わたしのやり方とちがった。
わたしのやり方より効率がよかった。
改めて
とーちゃんすごいなって思った。
まだまだ全然とーちゃんには敵わないけどね
楽しくアップルパイも焼いてます