リフレインくえすと
破滅的に世界は、幸福だ
誰かが不幸なおかげで
私は、幸福です
貴方は、どうですか?
貴方は、どうですか?
横たわる物体に問いかける
その物体は、静かに誰かが幸福に成る為に
不幸になっていった
第1幕
序
1
彼は、迷っていた。
走れば確実に学校に間に合う
このままだと
遅刻回数が3桁の大台になる
高校2年を2回なんて笑える伝説は、作りたくない
一応、この物語の主人公なのだ
高校2年を2回やったら物語が進まないじゃないか
とわけのわからない
ツッコミを自分で入れる
彼の名前は、大島 レオ
親がジャグルなんちゃらとかいうアニメが大好きだったらしく
男ならレオ
女ならレミとわけのわからないこだわりでつけた有難迷惑な名前だ
周りには、シシとかライオンとか
ヒドイ奴になるとタンポポだ
「タンポ~」
「ポをつけろ!」
そのヒドイ奴がレオのすぐ後ろをノロノロと追い掛ける
制服の学校なのに何故か私服で登校している
半分閉じた眼を擦りながら来る
「桜、走れ」
「無理」
無理と断言した奴は、小学校の頃からの腐れ縁で
高城 桜太(たかしろ おうた)
何故か
おうた
よりも
サクラと呼ばれる事が多い
本人いわく
可愛いだろ?
女の子にモテモテな感じがするじゃん
と言っていた
実際どうだが知らないが
「タンポ~学校行かないでゲームセンターにでも行こうよ!」
「桜さん、アナタ学生としての自覚あります?」
「あるわけないじゃ~ん」
ああ、そうだよな
毎朝、遅刻して
昼に帰宅して
なんで学校来てるんだよ
「女の子を見るためさ」
決め台詞なのか?
そうか
もう何も言うまい
何度も繰り返してきた朝の日常とかした
光景だ
そろそろ
学校のベルが遠くから聞こえるだろう
キーンコーンカーンコーン
さぁ今日は、どんな言い訳をするか
レパートリがもうない
はぁ
「卒業できるかなぁ」
そうつぶやき
やや早足で学校へと向かうのであった
2
「んじゃタンポ~先に帰るから」
桜は、いつものように昼に帰宅した
どうやったら学校にしっかり来るのだろうか?
このままだと社会人になっても昼に帰宅してしまいそうだ
「桜太、帰宅?」
「ああ、帰ったよ、バクさん何かアイツに用事でもあった?」
「本、借りた」
「なるほど。じゃあ俺が帰しておくよ」
「恩に着る」
「きにするな」
こんなあだ名なんだが日本人だ
獏水 燐(モトミズ リン)
どうやら
俺達世代の親は、子供に名前で苦行をおって欲しいらしい
バクさんに渡された本には、
簡単!航海法
これで君も海賊王
と書いてあった
「意味がわからん」
午後の授業なんてものは、高校生だれしもが眠くなるものらしく
俺も例外じゃない
「ねみぃ!桜の奴は、今頃爆睡こいてんだろうなぁ」
気がつくとそこは、深い森の中だった
ああ、夢か
そうつぶやいてみる
だいたい夢とわかると目が覚めるが
不思議と覚めず
夢の中なのに意識がはっきりしてきた
「…£§∴『》〉℃″?」
「はい?」
振り向くとそこには、黒い甲冑を着た騎士が立っていた
「いや~夢の中でもそりゃないだろ?」
黒い騎士からは、返事がない
代わりに剣を突き付けてきた
「あははは…夢でも死にたくないなぁ」
まてまてまて!
たしか授業中に寝たのか?
夢だろ?
夢のはずだ
なんだこれ?
こんな恐ろしい夢を見るならもう授業中に寝ないから!
「Å∥」
殺される
そう感じた
夢の中なのに不思議と死を覚悟して走馬灯が流れる
なんだよ。こんな事になるならもっと色々やっておけばよかった
眼を閉じた
深い闇
闇
闇
闇…
誰かが呼ぶ
「タンポ!」
「タンポ?」
「タンポ…」
「タ○ポン!」
「ンを付けるな!」
「うわぁビックリした…」
目の前には、桜がいた
ここは、俺の部屋?
なんで?
「お~い!タンポ?」
記憶が不鮮明だ
たしか午後の授業中だったのに
「てか桜!なんで俺の部屋にいるんだ?」
「タンポが電話したんだよ、返す本があるって」
「そうだったっけ?」
あれ?おかしい
さっきの夢があやふやになってきた
そもそも授業中に寝たのかもわからなくなってきた
少し悩んでると桜が心配そうに尋ねる
「勉強のしすぎじゃない?」
へんに納得して俺は、バクさんから渡された本を返した
その後は、桜と適当な話をして桜は、帰宅した
別れぎわに
「………だから」
と何か言っていたがすぐに忘れてしまった
きっとどうでもいい事だったんだろう
明日は、桜を遅刻させないようにしないと
そう考えながら
眠りについた
続く
sideH
彼は、どうすればまた…
無謀
そんな言葉が頭を支配する
兄は、
「忘れろ、アレが眼を覚ます事などない」
そう言った
繰り返し繰り返し祈る
無謀
それども祈る
彼の為に
祈る
何年も何年も
祈る事以外できないのだから
誰かが不幸なおかげで
私は、幸福です
貴方は、どうですか?
貴方は、どうですか?
横たわる物体に問いかける
その物体は、静かに誰かが幸福に成る為に
不幸になっていった
第1幕
序
1
彼は、迷っていた。
走れば確実に学校に間に合う
このままだと
遅刻回数が3桁の大台になる
高校2年を2回なんて笑える伝説は、作りたくない
一応、この物語の主人公なのだ
高校2年を2回やったら物語が進まないじゃないか
とわけのわからない
ツッコミを自分で入れる
彼の名前は、大島 レオ
親がジャグルなんちゃらとかいうアニメが大好きだったらしく
男ならレオ
女ならレミとわけのわからないこだわりでつけた有難迷惑な名前だ
周りには、シシとかライオンとか
ヒドイ奴になるとタンポポだ
「タンポ~」
「ポをつけろ!」
そのヒドイ奴がレオのすぐ後ろをノロノロと追い掛ける
制服の学校なのに何故か私服で登校している
半分閉じた眼を擦りながら来る
「桜、走れ」
「無理」
無理と断言した奴は、小学校の頃からの腐れ縁で
高城 桜太(たかしろ おうた)
何故か
おうた
よりも
サクラと呼ばれる事が多い
本人いわく
可愛いだろ?
女の子にモテモテな感じがするじゃん
と言っていた
実際どうだが知らないが
「タンポ~学校行かないでゲームセンターにでも行こうよ!」
「桜さん、アナタ学生としての自覚あります?」
「あるわけないじゃ~ん」
ああ、そうだよな
毎朝、遅刻して
昼に帰宅して
なんで学校来てるんだよ
「女の子を見るためさ」
決め台詞なのか?
そうか
もう何も言うまい
何度も繰り返してきた朝の日常とかした
光景だ
そろそろ
学校のベルが遠くから聞こえるだろう
キーンコーンカーンコーン
さぁ今日は、どんな言い訳をするか
レパートリがもうない
はぁ
「卒業できるかなぁ」
そうつぶやき
やや早足で学校へと向かうのであった
2
「んじゃタンポ~先に帰るから」
桜は、いつものように昼に帰宅した
どうやったら学校にしっかり来るのだろうか?
このままだと社会人になっても昼に帰宅してしまいそうだ
「桜太、帰宅?」
「ああ、帰ったよ、バクさん何かアイツに用事でもあった?」
「本、借りた」
「なるほど。じゃあ俺が帰しておくよ」
「恩に着る」
「きにするな」
こんなあだ名なんだが日本人だ
獏水 燐(モトミズ リン)
どうやら
俺達世代の親は、子供に名前で苦行をおって欲しいらしい
バクさんに渡された本には、
簡単!航海法
これで君も海賊王
と書いてあった
「意味がわからん」
午後の授業なんてものは、高校生だれしもが眠くなるものらしく
俺も例外じゃない
「ねみぃ!桜の奴は、今頃爆睡こいてんだろうなぁ」
気がつくとそこは、深い森の中だった
ああ、夢か
そうつぶやいてみる
だいたい夢とわかると目が覚めるが
不思議と覚めず
夢の中なのに意識がはっきりしてきた
「…£§∴『》〉℃″?」
「はい?」
振り向くとそこには、黒い甲冑を着た騎士が立っていた
「いや~夢の中でもそりゃないだろ?」
黒い騎士からは、返事がない
代わりに剣を突き付けてきた
「あははは…夢でも死にたくないなぁ」
まてまてまて!
たしか授業中に寝たのか?
夢だろ?
夢のはずだ
なんだこれ?
こんな恐ろしい夢を見るならもう授業中に寝ないから!
「Å∥」
殺される
そう感じた
夢の中なのに不思議と死を覚悟して走馬灯が流れる
なんだよ。こんな事になるならもっと色々やっておけばよかった
眼を閉じた
深い闇
闇
闇
闇…
誰かが呼ぶ
「タンポ!」
「タンポ?」
「タンポ…」
「タ○ポン!」
「ンを付けるな!」
「うわぁビックリした…」
目の前には、桜がいた
ここは、俺の部屋?
なんで?
「お~い!タンポ?」
記憶が不鮮明だ
たしか午後の授業中だったのに
「てか桜!なんで俺の部屋にいるんだ?」
「タンポが電話したんだよ、返す本があるって」
「そうだったっけ?」
あれ?おかしい
さっきの夢があやふやになってきた
そもそも授業中に寝たのかもわからなくなってきた
少し悩んでると桜が心配そうに尋ねる
「勉強のしすぎじゃない?」
へんに納得して俺は、バクさんから渡された本を返した
その後は、桜と適当な話をして桜は、帰宅した
別れぎわに
「………だから」
と何か言っていたがすぐに忘れてしまった
きっとどうでもいい事だったんだろう
明日は、桜を遅刻させないようにしないと
そう考えながら
眠りについた
続く
sideH
彼は、どうすればまた…
無謀
そんな言葉が頭を支配する
兄は、
「忘れろ、アレが眼を覚ます事などない」
そう言った
繰り返し繰り返し祈る
無謀
それども祈る
彼の為に
祈る
何年も何年も
祈る事以外できないのだから
