今日のブログは歩く速さも山頂を目指す気持ちも

ゆるゆるトレッカー代表格のあずさが

自分が次回トレッキングするときに見返すこととたまに見返してにやにやすることを主な用途として書くブログなので

いつも以上に内輪な内容かも😳

 

太忠岳トレッキングに行くときの参考に!とブログを読もうとしている一般ピーポーには

あんまり参考にはならないかもしれません!

 

ごめんちゃいっ🙏!

(あれ?もしや参考にならないのは毎度のことか🤣!?)

 

さてさて、本日目指すは太忠岳!で飲むコーヒー!!!!

 

相棒は7年来のマブダチ(笑)こーさくだ!

 

うおおおおおおお🔥

(覚醒)

 

 

ことの発端は夏の終わり☀️

 

 

モノやお金でつられるほど安い女じゃねえ!!!舐めんな!!!

普段はさんざんに言っている私だけども🤣

 

 

 

こーさくコーヒーの大ファンである私は

まんまとコーヒーに釣られて山に行く口約束をしたのだった(笑)


太忠岳はめったに山へ行かない私の「すきな屋久島山ランキング」で2位にランクインする山⛰️

過去に2度行ったことがある山で、「また行きたいな」と思っていたところだった。

実に好条件である😎

私はひそかにこの口約束が実現する日をたのしみにしていたのだ😁🙌

 

ただ、こーさくとマブダチなんて言いつつも一緒に山に行くのは今回が初めて。

 

「コースタイムの2倍の時間がかかると思っておいて」

いくらコーヒーが待っているとはいえ、「山頂で飲むコーヒー」だけを楽しみにスタスタあるいて

太忠岳の山頂を目指すことはゆるゆるトレッキング部部長のわたしには不可能である。

 

コースタイムの2倍以上の時間をかけて登頂を目指すくらいゆっくりなペースで歩くのが理想だ。

 

ただ日帰り登山となるとさすがに2倍以上の時間をかけて歩くのは現実的ではない。

 

なんとなくで「6時集合で7時登り始め」を提案したらちょっと顔が引きつっていたので(爆笑)

真面目に時間を考える🤔

 

初めて太忠岳に行ったときのインスタを見返したら「9時登山開始。山頂に1時間半。16時下山」(つまり往復5.5時間)と書いてあった。

その時も決してスタスタ歩いたわけではないはずだったので+1時間あればそれなりにゆっくり歩けるだろうと仮定し

 

8時登山開始にすることに。

 

当日の天気予報は晴れ☀️

里の最高気温は17度予報と1月にしては温かな予報だった。

「てんきとくらす」っていうのでも登山指数はA判定!!

山頂付近(標高1500m)の予報も昼間の気温は7度、風は2mほど。

天気が良ければさほど寒くはなさそうだった☺️けど

 

寒さと強風が人生における2大恐怖の私

念には念をで思いつくだけの防寒具を車に積んで登山口に向かった🚗💨

 

8時少し前に登山口につく。

車から降りてすぐの体感は「思ったほど寒くない」だったけど

トイレに行って荷物を整理してなどしていたら

割とすぐに指先がキンキンに冷えていくのを感じた😬

 

ちなみに後日「屋久島レク森協議会」のHPでその日のヤクスギランドの気温を確認したところ

■天候 快晴(10:00) くもり(15:00)
■気温 -1℃(8:30) 3℃(10:00) 7℃(15:00)

と書いてあった。さむっ!😱🥶😱🥶😱🥶

 

≪登山開始時の服装≫

ニット帽、半袖ヒートテック、半袖速乾Tシャツ(もちろんヘリタゲ)、裏起毛のトレーナー、ウインドブレーカー、長ズボン、カッパのズボン、手袋

 

≪リュックの中の装備≫

もふもふのフリース、薄手の長袖ダウン

 

割としっかり着込んで「寒くはない」という状態で8時登山開始。

 

 

 

 

序盤はまだ太陽の日が森に差し込んでおらず薄暗かった。

 

そういうときは、あまり足を止めずスタスタあるく。

「おーおーこりゃ11時くらいに山頂つくんじゃないか!?」と心の中で浮かれていたけど

 

ヤクスギランド30分コースの折り返し地点に差し掛かるあたりから

私のすきな「いつもの場所」が目の前に現れる。

 

 

 

 

 

 

薄暗いこともあって、立ち止まって写真撮影に熱中することはなかったけど、

一度カメラの電源を入れたら歩くペースは落ちる。

とはいえ、決して普段の歩くペースは遅くはないので序盤は順調である。

 

 

 

 

そして荒川橋を境に

それまでのありがたいほどの足元の舗装はおわり、また同じタイミングで森に太陽の光が差し始める。(橋の上は少し凍っていてツルッとしていた😶)

 

 

 

 

必然的にここからとうとうペースが遅くなる。

一応記録として残しておくと、荒川橋までは20分。荒川橋まではいたって順調だったのだ。(2回いう)

 

荒川橋を渡り、10分ほどたつと体がポカポカ。

汗ばむほどだったので思い切って半袖に!

 

 

 

 

足を止めながら写真を撮っていても、半袖で大丈夫だった。もちろん手袋もオフ!

 

(まあ体感は人によるらしい、相方はまだ長袖を着ている。)

 

日の光と木の階段そして上り坂

そんな条件が合わさった道は

案の定私好みの景色の連続。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも目の前の景色の美しさが写真に全然反映できてなくて苦戦。

 

 

 

こーさくはこういう日が差してる苔みたいなのよく撮ってるイメージw

 

 

「まあ前々回より1時間早く出発しているし

このくらいゆっくり歩いても大丈夫だろう」と

試行錯誤しながら同じ場所でも何枚も写真を撮りながら進んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやはや、マジですきな景色がたくさんだわん🥺

 

 

ちなみに屋久島の某ガイド会社さんのHPを参考にすると

登山開始から2時間で天文の森と書いてある。

 

一方わたしたちはというと

歩き始めて2時間でようやく蛇紋杉の東屋にたどり着いた。

 

 

コースタイムのぴったり2倍の時間がかかっている🤣

 

前々回よりも1時間早く出発したものの

1時間なんてそんなの誤差にすぎない。

なのに余裕こいてゆっくり歩きすぎた(笑)

この時点でもうその1時間分を消費してしまっていたのだ(笑)

 

でもその時はまだ時計を見てもそんなことには気づいていない😶‍🌫️

 

のんきにおやつも食べている。

 

東屋でしばし休憩し、歩き始めるもののまだまだ美しい森の景色は続いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして登山道の傾斜も東屋を超えたあたりからさらに急斜面になっていく。

 

歩けど歩けど天文の森にはつかない。

 

ただ、私の記憶上「ここの森が道中で一番きれい(=天文の森付近)」というところは歩いているうちに通っていたため

途中から「もう天文の森は過ぎた」と一人錯覚する🤪

 

しばらく歩くと相棒がちょっと真剣な顔で「ねえ、山頂は行きたい?」と聞いてきた。

私はあんまりよく考えず「えーいきたーい」と答えた。

 

「そしたらちょっとペース配分考えなきゃだねえ」と確か言っていた。

わたしはそのときまだ「でも1時間早く出てるしまだそんなこと考えなくても大丈夫だろう」と思っていたので

「なんでそんなこと言うんだろう」と少し疑問に思いつつ

実際になんて返事をしたのかは覚えていない。

 

その後も何度か「もう天文の森は通過した」という思い込みを繰り返す。

 

ゆっくり歩くことは否定しないこーさくは「山頂はあきらめてのんびり歩いて、どっかでおいしいコーヒーを淹れて、のんびり帰る」というパターンも想定しながらも

体力ないくせに余裕こいて山頂を目指している私の姿に内心少し焦っていたかもしれないww

 

思い返してみると

相棒は「いや、だってまだ天文の森ついてないよ?」と何回か口にしていた。(笑)

 

当たり前のごとく、天文の森についたときには11時を回っていた。

天文の森に「←ヤクスギランド入口2.0キロ 太忠岳2.0キロ→」と書かれた看板があった。

 

その時初めてちゃんと時計を見た。

「あれ、今やっと半分か…」とっくに天文の森を通り過ぎているという錯覚を繰り返していた脳が

やっと現実を理解した😱😱😱

 

しかも記憶によると、この先もまだまだ急登がつづく。

さらに途中の水場でコーヒーとお味噌汁用の水も汲まなきゃいけない。

荷物が重くなる。

 

明らかに今までよりも単純に歩くスピードが遅くなる。

 

あれ、これほんとに山頂に行けないかも。

 

私たちは「山頂は目指す」けど

「13:30になったらどこにいようとも入口を目指して引き返す」

という今後の方針を決めて再び歩き始めた。

 

 

 

 

「もう写真撮らずに歩く!」というと「それはアイデンティティの喪失(笑)」と言って

そんな状況でも遠回しに写真撮りながら歩くことを許してくれていたこーちゃん。

 

こーちゃんのコーヒーに釣られて登山すると決めたのは事実だけど

この時こーちゃんと森歩き&山歩きできてよかったなあと思いました。てんきゅーぶろー😗

 

まあそんなこーちゃんのやさしい一言があってもしばらくすると

目の前に立ちはだかる急坂に写真を撮る余裕はなくなりカメラをしまわざるを得なくなりました😂。

 

しかも、その急坂の手前で給水しようとしてたとき

カメラを首から外してることをわすれて立ち上がりころころと沢にカメラが転がっていった😳もう限界であったw

 

ここから山頂(といっても天柱石のほう)に行くまで写真はありませんが

ところどころ雪も残っていてちょっとびっくり。

 

歩く分には全然関係なかったのでテンションがプチ上がりするだけで済んだわけだけど

 

あの雪は一体いつ降った雪なんだろうか?

 

・・・・なーんて考える暇もないくらい

以前はちっともきつくなかったはずの上り坂が息上がりまくり

 

 

そして「これ別にロープなくても登れるじゃーん!」という岩がロープに頼り切らないと登れない

という具合にまでへとへとな状態で(カメラ向けられたら一応笑っとく)

 

4キロ増えた体の重さを思い知るのであった😭

 

遅くても12時くらいには登頂できるだろうなとぼんやり思っていたけど

どうやら12時登頂は無理そうだ。

 

ということで12時10分を過ぎたころ、「山頂につくのは何分か予想」でもしてみる。

景色の雰囲気的に、もうしばらく歩けば山頂につきそうだと思ったので

わたしは12:20着予想、一方こーさくは12:26着予想

なんか分単位で刻んできたんだが😠!?まあいいや。

 

天柱石が視界に入った時点で時刻は「12:21」

 

23分までに天柱石の直下につけばこの勝負ドローということで

急いで天柱石に向かいたいところだが

 

 

 

 

高所恐怖症のわたしは

天柱石の直下、

最後のロープを登り切ってロープから手を離した途端

我に返って怖くて足が動かなくなっている。

 

先に登頂したこーさくはけらけらしながら

「何分!?」と聞いてきやがった。

なにわらっとるんじゃこらー!

こっちは足プルプルで動けないってのに!!!

 

しかも26分ジャストかよ、くそおおおおお。

 

登山開始から約4時間半、ついに山頂についた!

 

 

 

 

うぇえええええええい!!

飯だメシだ飯だメシだーーーーーーー!!!!!

 

今回は安房のお弁当屋「あまやどり」さんのおべんとう。

年始にも関わらず営業してくれててよかった!しかも朝の6時から開いてる。ありがてえ。

 

ギューギューに詰まってるから

ずんずん歩いてもおかずが偏ったりしてないwwすごい。

そして鯖の焼き加減ががふわふわだった!ひゅーひゅー!!

 

げ!!!もう13時!!!!!やばい!タイムリミットはあと30分!?

 

 

 

 

今回の一番のお楽しみはこーさくコーヒーなのだ!!

それを飲まずに下山などできないのだ!!!

 

いつもはコーヒー豆やお湯の量をはかりで測ってコーヒーを淹れているのだが

今回は目分量らしい。

 

自分でも認識するかしないか程度の微々たるしょぼーん(´・ω・`)がほんの一瞬頭をかすめた気もするけど(爆笑)

 

こーさく曰く「いつも使ってる容器だから大丈夫」とのこと。

なるほど。

 

 

 

 

自分でも案外すんなりその答えに納得して、コーヒーを淹れるのをぼんやり眺めていたら

 

 

目分量なこと以外はいつもと何ら変わらず

コーヒーを注ぐ前にコップをお湯で温めたりだとか、荷物になったであろうにもかかわらずお湯を注ぐおしゃれなじょうろみたいなやつ(名前わからないwwじょうろてwww)やドリッパー、ミルなどなど一式全部持ってきてくれて丁寧に「おコーヒー」を淹れてくれた!

 

そゆとこよな!

 

ので微々たるしょぼーん(´・ω・`)は感じる間もなく消えていった。

 

 

(あやさまがくれたネイルシール付きプイキュアっクッキーとともに)

 

おいしゅうおいしゅうございました!!!!感無量。

余は満足じゃ!!!!

幸っ!幸っ!はぴねすっ!!!!

 

 

うはうはしてて動画も写真も撮るのを忘れてたー!!!

最後の最後に滑り込みで撮った写真だけ載せておこう。(笑)

 

あ、忘れかけていたけど、一応ここ、山頂ね。

 

 

 

 

ちなみに足元の景色はまっしろガスガス。頭上も青空はほんの少しでだいたい白い。

我々より早くに登頂していた方曰く、「さっきまで青空だったし、きっとこの雲もすぐ晴れるよ」とのことだったが待っていても晴れる気配はなし。

 

時折、雲の薄いところから太陽の日が差してぽかぽかするものの

そんなのは束の間で

それより冷蔵庫の中にいるかのように目に見える冷気が渦を巻いて降ってくる時間のほうが長く感じた😶‍🌫️

 

ダウンもフリースも持ってきていてよかったー🤣🤣🤣!!

 

頭上を見上げたら天柱石はてっぺんまでしっかり見えていたけど

コーヒーとお弁当に感無量だった私は、見上げることを忘れ

もちろん写真を撮ることもなかったのである。

 

私はそれでもよかったけど「山に登ろう」といっていた相棒はそれでよかったのか

いまだに謎である🤣🤣www大丈夫そ?

 

 

あ、わたしは高所恐怖症と疲労で祠にお参りできなかったので
こーちゃんに2人分お参りしてきてもらった。
 

本当は13時半になったら下山を開始するはずだったけど

なんやかんやしていたら14:20になっていた。

 

なぜ?

 

そんなこともあり、帰りは途中までカメラをしまって真面目に歩く。

曇ってきたこともあって、「撮りたいのに撮れない」というストレスは一切なかったのでOK😁

 

それでも途中1時間半ほど歩くと、「うおおおお綺麗じゃーん!撮りたーい!」という景色がまた出てきたので

そこから少しだけ写真を撮りながら下山した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局登山口についたのは17時ジャスト

登山開始から9時間経っていたけど

ケガなく元気に明るいうちに帰ってこれたので問題なし!

 

ざっと往復7時間か…🤔。

これでも本当は少し時間が足りないくらいだった。

きれいな景色にすべて足を止め始めたらキリがないくらい、やっぱり太忠岳の登山道はなんか自分の好みだった😌

 

そして、そんな超ゆっくりペースだったのにも関わらず

翌日からしばらくは下半身の筋肉痛と腰痛に悩まされるのであった🤣🤣🙂🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣

 

ここ数年で気づかぬうちに体力というものはどんどん落ちていたww

 

日帰り宮之浦岳どころか投石平すら危ういことを悟ったいい機会である。

これからも楽しく余裕をもって森歩きや登山を楽しめるように

日々のおさんぽは復活させねば!!!!

そして4キロ分重くなった体を少しでも軽くしてから次回の登山にのぞみたい🔥

 

そんでもってその時はまた、こーちゃんがおいしいコーヒーを淹れてくれたらいいな😎

今回はゆるゆるしながらもまともな相棒がいてくれて本当によかった!

写真を見返しながら、ブログを書きながら、改めてそう思ったよ。

ありがとう、こーさく。thank you, brother!

 

 

 

さてさて、今回のブログ、最後まで読んでくれた人は何人いるのでしょうかww

読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

 

ちなみに、最後の最後になりますが

今回大活躍だったこーちゃんも実はブログを書いています。

 

最近はあんまり更新していないみたいだけど、

山を含む屋久島のいろんなこと、日本一周旅しているときのこと、宮古島でのくらしのことなど

今まで数多くのブログファンを生み出してきたのを見てきたので

 

ちょっと興味ある方は合わせてみてみてね!

皆様に参考になりそうなサクッと読める太忠岳トレッキングの記事もあったよ!

(きれいな写真もたくさん!)

→こーさくブログ「フリーター、旅に出る」

(最後の更新が、「あずーさがんばれ」なの泣ける。)

 

ってことでこーさく、もう1杯コーヒーお替り!

 

 

ではではーん!

 

再度太忠岳に行く前にこのブログを読むであろう私へ

黒味と太忠では活躍するレンズが違う、

太忠はあなたのお気に入りレンズは持って行ってもあんまり使えないから注意。

 

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