こんにちは、はれのひのそらです。
 
 
ブログを更新しない間、世界は大変なことになっていますね……。
私も仕事が忙しかったのですが、息子が通う保育園が休園になったこともあって、仕事も落ち着くまではお休みになり、おうちで自粛期間を過ごしています。
 
毎日が嵐のようだったので、占星術にのめり込む時間もなかなか無かったのですが、この自粛期間で少しずつまた占星術と向き合い始めています。
 
 
☆☆☆
 
 
 
 
鬼滅の刃。
今、大・大・大人気の漫画です。
 
 
自粛期間前から気になっていたこちらの作品、この度大人買いしました。
 
というか、以前スーパー銭湯で最新刊までちゃんと読んでいたのですが、
 
やっぱり家でも読みたいということで……
 
たまたま近くの本屋に全巻あったので購入。
アニメもアマゾンプライムで何度も見るくらいにはハマりました。
 
 
という訳で、今回からシリーズ(?)
鬼滅の刃のキャラクターたちをホロスコープで掘り下げるの巻。を始めたいと思います。
 
 
まず第一回目は、主人公である竈門炭治郎
 
 
 
太陽牡羊座の私、主人公が推しになる確率が高い。そう、まごうことなく最推し。
 
 
炭治郎が生まれた年は明らかにされていませんが、
最終選別のときに遭遇した手鬼の「47年前は慶応時代」発言、
鬼滅の刃は大正時代の話……では1話の時点ですでに大正時代であるのではないか、という予想を踏まえ、
 
1話の炭治郎の「正月には腹一杯食べさせてあげたい」発言もあることで、
 
1話は1912年(大正元年)12月末~最終選別時は1914~15年(大正3~4)冬頃(「藤の花の咲く季節じゃないのに」の発言……藤の花の見頃は4~5月なので、おそらくそれ以外の月。
7月に炭治郎は16歳になってしまうので、4月より前と仮定)
 
 
ここから、炭治郎の生年月日は1899年7月14日と仮定してホロスコープを出してみました。
 
 
 
 
太陽は蟹座
炭治郎はまごうことなく家族を一番大切にしています。家族や、家族同然の友人、所謂『身内』と認識した人物は必ず守り通す。
 
 
サビアンを見てみると、
蟹座22度は 『ヨットを待つ女』
 
炭治郎は所謂「天才型」の剣士ではありません。
才能や潜在能力だけなら善逸や伊之助などのほうが優れているかもしれません。
 
1巻の、「だからといって(中略)急に身体能力が高くなったりしないけど!」というセリフから読み取れるように、
 
身体能力、判断能力や聡明さなどのベースはあるものの、それを手にいれてきたのは紛れもなく彼の『努力の結果』です。
 
血のにじむような努力、我慢、コツコツと取り組み、『ヨットを待つ女』のごとく、そのときを待つことで力を積み上げていくタイプです。
 
 
ヨットを待つ女……基本的に女性は共感が得意な方が多いですが、
 
炭治郎は鬼に対しても『元は人間だったんだ』と深く共感したり、
 
カナヲや玄弥、無一郎など、最初は心を開かなかった人物の心を惹き寄せることができています。
 
しかし、炭治郎は惹き寄せたい!好かれたい!と思ってひたすら頑張っているわけでもなく、
 
ただただ、筋を通した言葉を使いながら、彼なりに普通に接しているだけ。(そこが陽のコミュ障と呼ばれる所以でもあるでしょうが)
 
周りの人間たちはヨットのように炭治郎に惹き付けられていくのかもしれません。
 
 
 
太陽はオーブ7度で乙女座火星と60度。
蟹座の母性的な優しくたおやかな太陽に、男性的な行動力が灯ります。
 
乙女座ですから、痒いところに手が届くような、誰かのための役に立てるようにと行動する様子はまさに炭治郎ではないでしょうか。
 
 
その火星は冥王星土星とタイトなTスクエア
火星-冥王星は所謂アスリートのアスペクトとも言われます。
 
火星は乙女座ですからかなりストイックですね。そこに土星も効いていますから、生真面目に、徹底的に、そして結果を出せる人。
 
スクエアは葛藤、ややあって暴走しがちな火星冥王星ラインと、
射手座の土星は180度で冥王星にぶつかりながら爆発的なパワーを生み出し、現実化させている。
 
 
『本当なら、俺は今日もここで炭を焼いていた、刀なんて触ることもなかった』
 
 
という炭治郎のモノローグから読み取れるように、
このパワーは彼にとっては葛藤であり、痛みをかなり伴うもの。
しかしそれを乗り越えて、彼は格段に成長している。
まさに、Tスクエアの力が火星から太陽に流れ込んでいるようにも思えます。
 
 
土星-冥王星のオポジションは、世代アスペクトとはいえネイタルに強烈な印象を与えますね。  
 
 
土星は規律、制度、責任感を司る天体です。
長い努力と冥王星のおかげで極限まで引き出された強い精神力。
 
 
私が一番好きな炭治郎のセリフでもある、
 
 
 
 
『頑張れ炭治郎頑張れ! 俺は今までよくやってきた! 俺はできる奴だ! そして今日も! これからも! 折れていても! 俺が挫けることは絶対にない!
 
 
ギリギリの状態から己を鼓舞するこの名言も、土星・冥王星・火星のTスクエアらしい一言だなあと思います。
 
 
さらに土星つながりで。
 
炭治郎は物語がはじまる少し前に、父親である炭十郎を亡くしています。
 
亡くなる前から長男然としていた炭治郎でしたが、父親を亡くしてからは父親の役割も引き受けるかのように(家計を考えて雪の日に炭を売りにいく姿など)振る舞う姿もみられます。
 
 
土星は父でもあり、役割をしっかりと果たします。
そこに冥王星が180度なので、 
 
父親の祖先からのヒノカミ神楽や耳飾りの継承などの暗示も含まれているのかも……という読み方も、出来なくもない、…のかも。
 
 
もちろん出生時間はわからないのでこれはもう推測の推測ですが、
 
炭治郎の蟹座の太陽はもしかしたら8ハウスなのかもしれないなと思うところでもあります。
 
 
 
 
……という訳で、久しぶりの投稿がまさか漫画のキャラクターのホロスコープリーディングとは自分でも思いませんでしたが、
まだまだ掘り下げる予定なので、
この自粛期間を使って少しずつ脳を占星術に戻していこうと思います。
 
 
 
次は炭治郎の月や水星あたりのリーディングの予定です。