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13Dec
- 腹水のお話。
  今年の夏ごろから始まった腹膜炎と共に、少しずーつ少しずーつ、しかし確実に溜まり続けていた私の腹水。初回の抗がん剤をやる前に発熱をしてしまい、血液検査やら、CTやらを取ることに。そこで、腹水の量も増えているということで、急遽、抗がん剤を始める前に腹水を抜くことになりました。自分的には少しお腹張ってるなー位で「そんな入ってる？」という体感でしたが先生からは「３Lは入ってるよ」と言われ驚愕腹水抜くってなに！？お腹に針刺すってなに？めちゃくちゃ怖いんですけど…と思っていましたが、すぐ終わりました横っ腹にプスっと麻酔の注射をされるのが少し痛いかなーくらい。おぉー－－－－－－－－－－－出てくる出てくるこの時は、１．８リットル位抜いてもらいました。（そんな入ってたの？と驚くばかり）そしたらビックリ。くびれ　カムバーーーーーック（たるんだ腹で失礼しますwww）そー言われてみれば、最近くびれてなかったわ！お腹膨れてたかも！と抜いて始めて気付くという…笑結果、腹水で押されていた胃や腸、背中の痛みも楽になり、とっても快適さぁ！これでいざ！抗がん剤に挑むのじゃ！！！！
12Dec
- 腹膜炎～やっと原因判明
  ３週間も入院、数々の検査をしても腹膜炎の原因は分からないままだった。そこそこの大きな有名な病院でもだそこでもう自分から「分からないなら、違う病院に移らせて下さい」と家から１５分ほどの大学病院へ紹介状を書いてもらった。そこへ行くと担当の先生が開口一番「どうして胃の検査しなかったんですか？絶対にした方がいいです。」と当日枠で、胃カメラの予約を取ってくれた。胃カメラ恐怖症の私は怯えながらも、内視鏡センターへ。猛烈に嗚咽反応が強いため、オエオエしながら終了その時検査してくれた先生からは「ちょっと荒れてるところありましたけど、ロキソニンずっと飲んでるからかと思います。一応、細胞検査出しておきますね」と言われ、私もその程度だと思っていた。その後、PET検査も実施。結果はどこも光らず。ホッ…としたのも、つかの間。その担当の先生が「スキルス胃がんって、一度の検査じゃ出ないことがあるんです。」「PETも光ってないけど、もう一度胃カメラやらせて下さい。」と次は、胃の細胞をがっつり深めに採取して検査してくれました。そこで、ついに、スキルス胃がんだと判明。９月頃から続いていた腹膜炎の原因がやー－－－－－－－－－っと、分かったのです。これが私の腹膜炎～スキルス胃がん判明までの経緯。他の人たちはどんな経緯でスキルス胃がんだと判明するんだろう？胃痛？人間ドック？どっちにしろ、１度の検査じゃ分からず、2度目の検査でやっと分かるなんて。PETもどこも光らなかったのにつくづく厄介なガンだなー
- 腹膜炎発症～スキルス胃がんはすぐには見つからない
  スキルス性胃がんは、胃自体は痛くない。（痛いという方も中にはいるのかな）少なくとも私は全く痛くなかった。なので、気付くはずもない思い返せば今年の夏頃に、胃痛があり、病院へ行ったっけ。でも先生に胃薬を処方され、それを飲んだら痛みが治まってしまったので、それきりだったその時に胃カメラをやっておけば…なんて、タラレバはやめよう前だけを見るのじゃ。では、なぜガンだと分かったのか。私の場合は、腹膜炎だった。腹痛、下腹部痛、39度以上の高熱が何日も続いた日中もロキソニンを飲んでいないと、熱が上がり痛みで生活できないほどだった。もともと子宮内膜症を患っていたので、“子宮が炎症でもしてるのかな”とまずは婦人科へ。そこでまさかの「卵巣がんの疑い。大きい病院へ。」と言われあれよあれよと、違う病院に紹介状を書いてもらい、診察。そこで、卵巣がんではく、腹膜炎だと判明。そこから、３週間のながーい入院生活に。点滴が入らず、何回も失敗され、痛くて悲しくて大泣きした私。絶対カルテに“精神不安定”って書かれてたと思うわで。毎日の絶食点滴治療Start。同時に腹膜炎の原因を探して大腸、小腸までの検査をしておいてなぜか胃の検査はしてくれなかったこのクソ病院あげくの果てに「ガンって感じじゃないんですよね。100％じゃないですけど…」とまで家族に話したそう。その言葉に私たちはすっかり安心していた結局、腹膜炎の原因は分からないまま、炎症数値が落ち着いたところで退院。この時の腹膜炎の絶食治療で、体重が７キロも落ちてしまった。でも、この急激な体重減少も、今思えばガンによるものだったのかな。長くなってしまったけど、分かったのは、普通のCT、MRIじゃ、スキルス胃がんは見つけるのが難しいということ。名医が見れば分かるのかもしれないが、私の当時の担当医は分からなかった。普通のガンみたいにボコッとしていれば分かるけれど、スキルスは胃の壁にはびこるようにできるガン。それがこの病気の恐ろしいところだ。
- 私が生きる理由
  それは、愛する家族、友達。そしてなんといっても、3人の可愛い子供達。長女、１０歳、長男、６歳、次男、3歳。何をどう考えたって、この子たちを置いて死ぬわけにいかない子ども達が大きくなっていく姿を見たい。大きくなる姿を見られるなら「おい！くそばばぁ！」と呼ばれたって構わないどんな形であろうと、この子たちと、家族と、1日でも1年でも長く過ごしたい。そのために、生きる！！！！！！

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