「御機嫌よう」は “ 健康を祝し、または、祈っていう挨拶のことば ” と、国語辞典に

ある。

 

 「御機嫌よう!」が、別れる際の、標準的な挨拶の言葉となっている大学や高校、

そして、中等・初等学校がある。経験上、

私立で、かつ、女子だけの学校に見られる

ことではないかと思う。

 

 娘とのやり取りで、私の最後のメールは、改行し、「御機嫌よう!」で終わる。娘からの、受信した旨の最後の返信も

「御機嫌よう!」で終わる。

 

 ところで、「心穏やかに!」で、ブログ中の記事を終わらせる方(かた)がいる。

 

  “ 心が、どうか、穏やかで、いられますように!” との願いを込めた、文章を閉じる際の、挨拶のことば、と解釈することができ

よう。

 

 勿論、当のご本人がどのような意味でこの表現を使われているのかは不明ではある。

 

 一般的に言って、“ 心穏や ” とは、どのような精神の様子を表しているのであろうか? 

 

 “ 心が落ち着いていて、安らいでいる状態 ” とでも言えようか。

 

 さらに突っ込んで言えば、“ 怒り・羨望・嫉妬・慢心・驕り・傲慢・不満・心配・悲嘆・絶望・恐怖 などの昂(たか)ぶった感情から解き放たれ、心が凪(な)いでいる状態 ” とすることもできよう。

 

 心穏やかにあり続けることは、大変に難しいことではあるが、心穏やかに過ごすように努力していると、いつかは、周りから、

「穏やかな人」と言われるようになる、と言う。

 

 高い見識を有すると見られている方の発言である。

 

 私もつまらないことでエネルギーを浪費することのないよう、心の “ エコ運転 ” に努め、そして、蓄えたエネルギーを、意義あることに使いたい。