メディアは第四の権力と言われるけども、少なくとも日本ではあんまりそう機能していない様に思われる。
特に本業不動産屋さんの新聞なんかは、海外スポンサーへの忖度と連中の国営誘導目的が露骨だし、煽り散らす感じにあきれてしまう。
ただこういう風にこき下ろせるのは、そういうものだと気が付くきっかけがあったからだ。
そしてそういう新聞だって、文化部や科学部の方達は大変な努力をされている。
この辺の新聞のそういうところの努力があるから、美術館の企画展って開催出来ているし、そういうとこからでるルポルタージュ記事や本はとても面白いものも多い。
僕の様な貧乏人が、政治記事とか国際論を浅い知識と結論ありきで扇動的な文章を書く自称エスタブリッシュメントな新聞記者を軽蔑するのは、トランプ支持層が既存のメディアに対して批判的なのと似た構造なのは、今つらつらと文章を書いていて気が付いた。
こういう厭世的な感情は、どこの国でもどこの階層でもあるものなのかもしれない(テキトー)。
でもメディアは権力とはいえなくても、人の様々な感情を耳触りの良い言葉で焚き付ける事は出来る。
その証左として2024年のアメリカ大統領選でのトランプ陣営とFOXニュースの関係性はまさにそうである。
共和党とキリスト教福音派とくすぶってる貧困層を煽った事で、トランプに対する得票を権力に換える事が出来たといえる。
焚き付けて権力ゲットとその無責任で無制限な行使までは想定していたかは、極めて怪しいけども。
FOXニュースは御用メディアとしてトランプ政権を盛り立てて来たけども、素粒子程度には報道機関としての矜持はあったみたいである。
それがこのトランプ政権の経済政策に対する支持率を、敢えて報道した事から幾分かは伺える。
このトランプの経済政策支持率の37%は、あくまでロイターと調査会社・イプソスが調べたもので、FOX視聴者と共和党支持者に対しての調査ではないけども、この数字を見て高過ぎとか信者ってこんなにいるんだと思うのは僕だけじゃないだろう。
僕はこの37%を、この3ヶ月間のポンコツっぷりにも付いてくる選ばれし信者の数を割出したものだと思うので、それを誇ってクソムーブを続けていけばいいと思うのだが、トランプとっては御用メディアに背中から撃たれたと感じるものらしい。
まあトランプが年老いた自己愛だけでうっかり生き残って害悪を撒き散らしている老害独裁者によくあるYes以外を受け入れられない精神状態らしい。
奸臣の一人が、普段と違う形でのYesを提示してくれた事さえも否定と取るならば、君主と奸臣の関係性の浅さと弱さは結構明白である。
CNNやAP通信にやる様に放送許可取り消しを、これからFOXが出される事になったらばどうなるだろうかと他人事だからワクワク出来る。
ただ無制限の権力を乱用する独裁者って、やっぱり自分が自己愛しかない小人と悟るのが怖いのだろう。
内輪揉めで自壊する、でもアメリカに対する世界的な信頼回復は1世紀掛けても戻らないという、他の国にとってはそれなりにありがたい展開は、想像以上に近いのかもしれない。

