スト6の初年度にあるオランダのエドモンド本田使いが、ラスベガスで開催された大規模大会EVOで話題をさらった。
「BlindWarriorSven」というPNを名乗るオランダ人のスベンさん、この記事にある様に全盲の格ゲーマーである。
視覚情報が非常に多い格ゲーにおいて、どうやって全盲の方がプレイできるのかというと、スト6にはゲームに対して様々なアクセスシビリティが考えられていて、距離や攻撃属性を音で判断できるようなモードが搭載されている。
そして初心者に考慮された複雑なコマンド入力が軽減されるモダンモードも話題を集めた。
勿論そうしたアクセスシビリティがあるからと言って、ゲームのデザインとしては視覚情報がとにかく多い。
そうしたハンデを乗り越えてEVOに出て、最高ランクまで到達したスベンさんの努力と継続が一番凄いのだが、今までは視覚障害がある方は格ゲーをやるというスタートラインまで行きつけなかった訳である。
本来的には包括性や公平性って、誰でも同じスタートラインに立てる用に出来る事である。
このニュース、ゲームにおいてのダイバーシティーを考えるには素晴らしいものだったと思う。
スベンさんの使用キャラがモダン本田でなければ、だが(もちろんこれはギャグだよ)。
閑話休題、近年重視されているSDGsだとかDEIについて、今さら常識的な事を何言ってんだろうと思う人も多分少なくないだろうと思う。
逆に言うと常識的な平等や公平といった概念は、いちいち口に出さないと全く守られないものなんだろうと思う。
だからアメリカはそういうお題目を叫んで回る専門省庁とやらが必要なのである。
その連邦政府内のDEIA関連の部署の担当職員が、政権が変わって即時に有給の行政休暇を取らされていると報じられた。
トランプ政権はこういうところマジで有言実行である。
普通に考えたらば、ある程度は必要な考え方である多様性・平等性・包括性・アクセスシビリティという考え方が今のアメリカではもはや忌み嫌われている。
なんでそういう事になったかはまた今度だが、本来のDEIAという概念はスベンさんの件の様であるべきであるというのが僕の持論だが、今は全くそうではないという現実に普通の人達は辟易しているという事だ。
その現状に対して、イキりサイコパス連中が処断を下すというのはマジでぞっとしないお話であるが。

