僕の貧困な発想では、洋館というものは大層に大きな建物のイメージがあるのである。
何でそんな風に思うのかちょっと考えてみたら、どうしても子供頃読んだミステリとかで勝手にそんなイメージを抱いているんだろう。
館内の何処かで悲鳴が聞こえても、直ぐにその部屋を特定するのが難しくて...という展開とか、3時間以内にクリアで撃ち放題ロケットランチャーゲットとか、貧困な発想のせいで色々なバグったイメージが出てくるのがちょっと面白い。
目的地の旧尾崎テオドラ邸は、特徴的なブルーの洋館で世田谷の住宅街ではさぞかし目立つだろうと思っていた。
こんな風景の中に見えるブルーの建物を見て、似た色の建物があるけども、もうちょっと大きいだろうと勝手に思っていたせいで、地味に道に迷うハメになる。



実際に近付いて見ると、結構大きな建物ではある。
そして規模として富裕層とはあくまで個人の邸宅だと考えたら、豪徳寺の戸建て住宅よりちょっと大きいぐらい規模に落ち着くのだろう。
この旧尾崎テオドラ邸、今年の三月に喫茶室付きのアートギャラリーとして生まれ変わっている。
僕は現在開催中のマツオヒロミ先生の企画展を目的に、猛暑日の中土地勘の無いところを歩いていたのである。 この旧尾崎テオドラ邸の出自とマツオヒロミ先生のレトロモダンの作風は上手くマッチしていて、この企画考えた人慧眼だなと思いながら、企画展を観ていたのである。
会場内の写真は撮影問題無しである。
あえて僕のヘタクソな写真は貼らないけども、喫茶室のイートインを利用されたい方はチケット予約時に喫茶室利用のチケットを選ぶ事、館内は全てキャッシュレスである事、この二点には注意されたし。
企画展としては、マツオヒロミ先生の創作過程や意外な過去作も拝見出来て見応えがあった。
でも喫茶室行きそびれたのが、やっちまった感強めで悲しいのである。





