地震や津波は怖いけども、少なくとも日本人はそうした火山活動やプレートの運動による恩恵を享受している国民だ。
良いとか悪いとかじゃなく、温泉が涌いて恐ろしく東西に長い列島国家である事はそういう事である。
お陰様で様々な気候帯の作物の実りを享受出来ている訳である。
年々気候区分が書き換わっている気もするけども。
北の海に浮かぶグリーンランド、名前の由来を調べてみたら結構トンチが効いている。
どうもバイキングがここが緑色溢れる地域になる様に祈りを込めて名付けたらしい。
ただ今の気候区分的にはそれは難しいけども、その名前を付けたバイキングのエイリークさんの時代は温暖で緑に恵まれた島だった事を示唆する記録もある様だ。
グリーンランドは、日本と違ってめんどくさいプレートの上には無いので、地震はそう滅多に起きない島である。
でも昨年秋にはこの辺で9日間に及ぶ地震波が何故か観測されており、研究者の注目を集めていた。
イメージとしては、FFのリフレク反射が延々と続いてその反射エネルギーが外に飛んだみたいな感じなんだろうが、正直この地震波発生メカニズムは想像を超えている。
そしてこうした氷河が絡んだ山崩れや地滑りは、温暖化の影響で増えている可能性がある。
今回は人里離れたところで起こった事件だけども、こうした事が起きる事自体怖いと思うのである。




