ポニーや羊さんやヤギさんにエサをあげられたり、ウサギさんが交代でカフェの店長をやってたり、ウサギさんを膝に載っけてゆっくり出来たり、動物とゆっくり触れ合える牧場だ。
動物さん達も人馴れしていて大人しいけども、羊さんがやたらと牧羊犬に舐めて掛かっていたりと色々な牧場内のヒエラルキーを感じるとこもあったりする。
あんまりゆっくりは出来なかったけども、動物さん達がのんびりしていて、人間も釣られてうっかりのんびりしてしまいそうなとこだった。
コレはどっちかと言うと温泉の帰り道に寄るところじゃないなと思ったのである。
閑話休題、伊香保グリーン牧場の動物さん達は牧場の環境に順応してのんびりしていて、更に人間にものんびりを伝染させてくる曲者さん達である。
その良し悪しはともかく、動物の順応力って人間が考えているよりもずっと凄いものがあるのは事実で、日本ではタヌキとかハクビシンといった動物が都市環境に順応している。
ロンドンでは最近キツネが野良で普通に暮らしているらしい。
それ以外にも鮮やかな緑色のインコがロンドン郊外の高級住宅街のトゥイッケナムでは、街のシンボルになりつつある様だ。
このインコ、原産地はアフリカやインドで渡る習性はない種類である。
だから考えて見ると、逃げたインコが繁殖して住み着いてる事になる。
気温大丈夫かなと思うが、鳥類ってペンギンを始めとして順応力が凄い種なのだろう。
イングランドの古風な街並みを彩る鮮やかな緑色のインコは、困った事に元々その辺に住んでいるフクロウやハヤブサみたいな猛禽類に取って割といいエサになっている。
ただその食物連鎖に組み込まれても平気なぐらいに生息数が増えている様子なのはたくましいなと思うし、高級住宅街のシンボルになっているのも不動産を買える様な海外富裕層にとって面白いんだろうなとも思う訳である。