いま気になってること

世の中には、いつの間にか誰もがさもそうであると勝手に信じている各国のパブリックイメージみたいなものって結構ある。


そうした物があるからエスニックジョークって割と教養があれば万人に笑えるコンテンツとしてずーっと成立してるんだろうと思うし、そのジョークにされる国ごとの考え方の基盤を伺い知れる事はまあ割と良い事だと思う。


そしてそのステレオタイプと食い違う事があるならば、しっかり個々人でしっかり修正したらいい。

ステレオタイプという言葉はあまり良い意味で用いられないけども、この仕組みは人間の思考の中に組み込まれた事で思考プロセスの省エネ化をするものである。

その事を否定してはいけないし、そこに使う側が個別事項を組み入れていく事にこそ意味があるのである。


閑話休題、このパリオリンピックの期間内で様々なエスニックジョークが覆される事態が日々起こり続けていて、僕としてはサッカーが男女ともに敗退した今となってはそこが数少ない楽しみになっている節がある。


流石にイギリス人が飯のマズさに文句を言って、自国から調理師団を緊急招集したのはインパクトがデカすぎるのである。


メシマズで有名なイギリス人が、文句言うって相当だぞ。

柔道やバスケの誤、いや不可解で意味不明なジャッジに対して中国・韓国が同情してくれるのも、割と凄い。

さらには大変に汚いガンジス川を擁するインドの有力紙が、セーヌ川の水質が汚いと指摘しているのは、ちょっと凄すぎである。



ガンジス川が汚いのは、遺灰やら工業廃水やらなんでも一緒くたにして流すからなんだけども、セーヌ川は何であんなドブ川なんだろう(調べる気なし)。

そんなドブ川でトライアスロンが行われて、案の定ベルギーの選手が体調不良で棄権する事態が起こった。



まあおフランスの人達は普段からセーヌ川の水飲んでたり、エビアンを始めとしたミネラルウォーターも汚染されたりしてるから、今回のコースは問題なかったんだろうね。


ただ今回のパリオリンピックを見ていると、フランスの政治家で感じる偉そうなこと言っているけどもコイツラみんなアホだろうというと思う感覚がばっちり当たっていたんだなと思う。

フランスの、敢えてこう言うけども、都市部の住民はデモやら政治やらで権利しか主張しない虚無な人達だというステレオタイプを持つべきなのかもしれない。

とりあえず、パリオリンピックは場外乱闘が面白いので閉会式が楽しみだ。

 

 

 

 

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