いま気になってること

 

本当にアメリカ大統領選のしょーもないニュースを見ていると今年は選挙イヤーなんだなと痛感する。

日本の国政には基本的に不満しか無いしその不満が届く事もないのもわかっているけども、老体に鞭打って頑張っている人とそれを鼻で笑うファッション陰謀論者の負け嫌いのどちらかを選ばなきゃいけない何処かの覇権国家よりはだいぶマシな気がしてきた。

比較の問題だけども、まあどちらも最悪なんだろうという気がしないでもないが。


今年の選挙イヤーにおいて急に追加されたイベントとして、フランスとイギリスの解散総選挙がある。

フランスは決選投票があるので、まだ現段階ではどうこう言えるフェイズにはないけども、マリーヌ・ル・ペン率いる国民連合が躍進し、現職のマクロン大統領率いる与党連合は惨敗モードで、候補者の一本化をする事でダメージをたかが致命傷にしようと涙ぐましい努力を行っている。


イギリスでも少し前に書かせて頂いた様に、解散総選挙を行ってダメージコントロールしようと画策した与党・保守党は、その目論見が甘かった事を痛感しているだろう。

下院議席数を241議席減らし、その減った分を労働党と泡沫政党のリフォームUKに持っていかれている。

このイギリス下院総議席650のうち、イギリスの二大政党である労働党410、保守党131をそれぞれ確保している。

まあこれもまたスナク首相にとっては、単なるごく普通の致命傷だろうと思う。

まあもののみごとに政権をひっくり返されてしまった訳である。


左派政党である労働党がどの様な政権運営を行って行くのは未知数である。

でも政権交代で浮かれた人達が忘れがちなのは、上記の記事にある様、前政権の残した様々な問題は残ったまんまであるという事だ。

日本がだいぶマシに思えるぐらいに、様々のとこが終っているイギリスで労働党が何が出来るかはわからない。


ただ一つ言えるのは、労働党党首のスターマー次期首相は良い人そうで動物も好きそうなのはいい傾向である。

イギリス首相というのは、王室と首相官邸ネズミ捕獲長に仕える要職である。

働き者っぽいスターマー氏ならば、ラリー君も邪険にしない気がする。
そして左派であってもマトモな教養がありそうだから、日本にも最低限の敬意は払ってくれそうな気もするが、何処でイングランド代表がポンコツだと思い知ってもらわないといけないね。



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