イジメやヘイトクライムの発端に何か合理的な理由があるかと言われたら難しい。
少なくとも学校や職場でのイジメは、生理的に気に食わないという極めて利己的な、いわゆるお気持ち表明的な理由で行われる。
この辺の陰険なクソムーブは、よく日本特有な問題だと論じられる事が多いけども、様々なニュースを統合して考えてみると、実のところそうでも無いんじゃないのかなとも思う。
ただ日本では結構理解されていない、というか想定していないのは、積極的に被害者ポジションを取る当たり屋が実に多い事である。
そしてそういう連中が、実にありがたい事に勝手に原罪とやらをプレゼントして下さりやがる訳だ。
近頃あまり大きく報じられている訳では無いのだが、あちこちでシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)の襲撃が続いている。
先週はダゲスタンのマハチカラで、ロシア正教会と合わせてシナゴーグがイスラム過激派に襲撃されている。またトロントでも同様にシナゴーグが投石されて被害が出ている。
正直その土地に住んでいるユダヤ系の人やシナゴーグを襲撃したところで、下手人のお気持ち表明にしかならないだろう。
でもそれはさておき、イスラエルまたはユダヤ系の人達はその理由について考える事無く、被害者ポジションを取り続けて数多のクソムーブを押し通している。
このジェノサイド続けてる状況で新たな入植を始めるよなんて、マジで能天気過ぎる。
あまり言いたくないが、イスラエルは自分が嫌われる理由を、ごく普通の100均で売ってる鏡でも見て考えるべきだと思うのだが。