歴史修正主義という言葉を知ったのは、果たしていつだっただろうか。
南京大虐殺の否定論の話だとか、ホロコーストの否定論で聞いた覚えがあるのかな。
南京大虐殺に関しては諸説あるので細かい事は言及しないが(敗戦国というのはとりあえず勝った側の悪行というかクソムーブを押し付けられる訳だ)、ホロコーストに関しては決定的なネタが有り過ぎで否定論なんて無理だろうと思う。
でも先に挙げた様なロジックで否定してた覚えがある。
どこかの不動産業者によるマッチポンプの「従軍慰安婦問題」みたいに、敗戦国は誰かの悪意でさらなる悪行を押し付けられて、それが歴史にされる。
そしてそれがその国、その国民が未来永劫に背負うべき原罪とされる状況は正直に言ってあんまり健全では無いと思う。
ただ原罪を背負わせた被害者は、明確な目的を持ってその押し付けたものを最大限に利用しようとする訳だ。
この状況は現在進行系で起きていて、主要国の偉い人達とやらは世界最大規模の強制収容所で起きている、自称被害者様による汚職誤魔化しの為の虐殺を食い止める事が出来ていない。
そもそも論としてイスラエルと言う国は、旧約聖書という歴史がクソ長いだけのラノベの描写による歴史修正クソムーブの賜物であり、歴史修正主義というのは単にファクトの組換から起きる訳でもない。
歴史のあるフィクションから、誰かにとっての都合の良い歴史が作成される訳である。
そして変な話だが、歴史のあるフィクションというのは必ずしも歴史がある必要も無い。
歴史がある、とそれを支持してくれそうな層に信じさせれば良いだけである。
それが生成AIで容易に出来る様になった上で、既成事実を作る為にフィクションを使うという二段構えをやる連中がいる訳だ。
例えば昨年炎上したネットフリックス版クレオパトラなんかそうだ。