いま気になってること  

 

2月は暖かくて、暖冬だと言われてもまだ納得するしかなかった。

ただ3月は妙に寒い日が多くて、桜がなんだか可哀想だった覚えがある。

僕は東北の産まれなので6月は肌寒くて雨が多い気候だと思っているのだが、最高気温が30℃超えるという天気予報を聞くと、僕の感覚が間違っているのかと思わずにはいられないのである。


世の中、金を持っている連中が強い。

分かりやすく稼ぎやすい化石燃料産業に言わせれば、地球温暖化なんて存在しない。

勿論金出せば黙るだろう貧乏島嶼国はそのクソゴミロジックをお金受け入れるだろう。

ただ日本人としてはクソ暑い日本の夏をエアコン無しで暮らしてみろと、トランプ前大統領とその取り巻きやMIT出てるのに温暖化否定に熱心なコークインダストリーみたいな連中に言いたくもなる。


ただ中東なんかはもともと暑すぎて、地球温暖化で多少気温が上がってもわからないだろうと思っていた。

でも実はそうでもない事が、あるニュースで解り個人的にはちょっと驚いたのである。


サウジアラビアのメッカでは、ハッジと呼ばれる大巡礼が始まっている。

今年は6月14〜19日がその巡礼の日程だそう。

サウジアラビアとカーバ神殿にとっては、まさにかき入れ時である。


もちろんイスラム教圏が暑いところが多いし、みんな暑さ耐性や暑さをやり過ごす方法も熟知してるんじゃないかと思っていたが、流石に48℃の炎天下ではそうもいかないらしい。

今年はこの2日間で六人の熱中症で亡くなられた方が出ている模様である。

僕のような敬虔なスパモン教徒からしたら、めちゃくちゃに混むクソ暑い時期にクソ暑いところに行くなんてマジで命を無駄にしてるとしか思えないが、イスラム教徒の方はそこを大事にしている(本来的には上手くやれたらそれでいいというレベルなはずだが)。
でもその信仰のせいで人命が失われる事を、ムハンマドは絶対に喜ばないだろう。
それこそ、ユダヤ教やキリスト教を自分の民族に合わせて換骨奪胎したのがイスラム教な訳である。
こうした悪いけども無為な犠牲をイスラム教の指導者様方は、商業主義とバランスとって修正すべきだろう。
無論そんな柔軟性に期待する事は無駄だとしても、中東の産油国は自分の金稼ぎでこうした犠牲が出る事をしっかり認識して欲しいものである。
最後に亡くなられた信徒の方には、ご冥福をお祈りします。


 

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