ちょっとモヤっとした事

 

 

 人前に出るのが苦手で、団体行動が嫌いだ。

だから学生時代の学校行事はとにかく嫌だった。


そんなクセに相対的に見て基礎的な運動性能は割とマシな部類だったらしく、体育の授業とかでバリバリの体育会系勢をあしらうような結果になったりして(足の遅い速いをああこう気にする方がダサいし、柔道で体格差があってぶん投げられてもそれはそういう技術だろう)変に因縁付けられたり、合唱とかで目立たない様にしているのに変に上手い扱いされたりして、大変に居心地が悪かったのだ。


だから心置きなくぼっちライフを謳歌できる大学生活は、就職活動なんかなければ同調圧力なんて気にしなくてよくて実に気が楽だったのである。


ただその反面、ぼっちライフ謳歌し過ぎ問題として、何を計るにも自分が基準になる。

だから僕より運動神経がダメなのに、体育会系で体力に自信がありますという勢にどう間違ったらそんなアホな事言えるんだろうとイラついたり、もの知りマウント取ってくる御仁には結構厳しい態度を取ってしまうという、実に変な自己顕示欲があったりする事に働き始めてからという、変なタイミングで気が付いた。


そういう事でストレスを感じるから余計にぼっち感をこじらせるんだろうなと思うけども。


変な話だけどもコレが一番大きく出るのが音楽で、男女問わずにアイドルの楽曲を聞いているとたまに声がぼやっとしていてイライラする事がある。

勿論平均化する為に声にエフェクトを掛けないと色々大変なんだろうけども、そういうのがあるからアイドルグループが苦手である。

ただまあ、卒業した人達で割と個性のある人は結構好きになったりするけども。

それはともかく、再現性重視(意味深)のぼやっとした声の歌い方を聴くと楽曲が何だかかわいそうと思ってしまう事が多くて、我ながら面倒くさいヤツだとは思う。


閑話休題、いろいろこじらせたメンドクサイ勢の極みみたいな僕であるが、この変な自己顕示欲持ちに変に刺さったのが「ぼっち・ざ・ろっく!」である。

メンドクサイ陰キャあるあるの結晶である、ぼっちちゃんこと後藤ひとりの奇行を描く本作を、笑えるけども身に覚えがあり過ぎて笑えないから笑うのである。

原作もTVシリーズも大いにツボで、楽曲も個人的に大変にツボな訳であるので、TVシリーズの総集編が劇場公開されるのを楽しみにしていたのである。

ダラダラと書いたので、今日はこの辺にするけどモヤっとしたのは、「ぼっち・ざ・ろっく!」じゃなくてまあ世の中になのかな!



 

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