いま気になってること

僕にとってマツオヒロミ先生の作品との出会いはいわゆるセレンディピティである。

電子書籍用のクーポンを買う為に仕事帰りに寄った大き目の本屋さんで、何となく次のマンガ何買おうかなと眺めていたら、その当時発売したての「マガジンロンド」の表紙と装丁に目を奪われたのだ。


その際は買わなかったけども、数日後に前作の「百貨店ワルツ」を電子書籍で購入。

作品的にこれはしっかり本を買った方がいいなと思いながら、百貨店ってこーいう感じだなとか思ってみたりした。


僕が百貨店に入っている様な紳士服売り場でオシャレ着はおろか、小物や日用品を買う事は無いけども、日本橋高島屋とか日本橋三越とかは建物を歩いているだけでなんだか楽しいし(気に入ったアイテムの値札を見て、ひえっという声を抑えて踵を返すのも大体セットだが)、イベントスペースで行われる写真展(コロナ禍以前は岩合光昭さんの猫をはじめとした動物写真展は結構やっていた)や物産展は映画の帰りとかに結構足を運んだし、地下の食品売り場なんかは高級食材は買えるわけじゃないけども、和洋どちらでもお菓子が好きな人には割とたまらない空間だと思う。

勿論全部食べられるわけじゃないけども。


何でこんな事グダグダ書いているかというと、先日弥生美術館で開催されている「マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア」に先日足を運んだからである。


備忘録に書いてすぐに足を運ぶあたり、割と有限実行な自分を褒めてあげたいのである。


弥生美術館は、「散歩の達人」あたりが「谷根千」と呼ぶエリアの仲の根津にある。

この辺は東大を始めとした大学が多い文京地区であるが、それ以外にも寺社仏閣やレトロな感じの町並みの残るエリアだ。


変な表現になるけども、マツオヒロミ先生が描く様な和服だとかモダンガール風の洋装で歩いても、街並み的には一貫性があるエリアともいえる。

またタウン誌で取り上げられるという事はパン屋さんとかコーヒー屋さん、お菓子屋さんも多いのでそれなりに現金を持って行くと退屈しない街でもある(逆をいうとATMがあんまり無い...コンビニで手数料取られるのムカつくし)。

メトロ根津駅を降りて10分程度歩くと目的地に到着するのだが、その最短距離ならあんまりお店に遭遇しないから一応注意である。

地図をにらんで少し歩くと見えてくる看板と建物。







とりあえず今日はここまで。

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する