日本のイランに対する感情って、少なくとも僕はだが、あまり良くはないと思う。
最高指導者様(この単語、スターウォーズのシークエルのせいでネタ度の高いものになっている)をコケにした作品を訳しただけの研究者を暗殺してドヤ顔決めているクソムーブをよく思う人間は、少なくとも言論弾圧大好きな左派以外には存在しないだろう。
ただコレあくまでその政権に対する評価であって、イランの人達に対してはそうではない。
そんな政権下で生活しなきゃいけないのは大いに同情するし、イランの人達が最高指導部の人達に悪口を言うならば、同じレベルで一緒になって悪口言ってあげたいのである。
そしてイランの、あくまで市井の人達の対日感情は結構良いらしいという事を、この新書で知った。
イランの現政権は、日本で言うならばオウム真理教が政権を奪取して、特高警察が未だに存在しているという、日本の汚点の悪いところ取りの体制である。
更には特高警察と置き換えて問題無い、革命防衛隊は政権が説くシーア派の教義に熱心なイスラム性戦士が集結しているからより更に悪質である。
まあ大日本帝國のダメダメなところに対しての勤勉な勉学の結果という事だろう。
そんなイランのお笑い政権の要人であるライシ大統領と腹心のアブドラヒアン外務大臣が、ヘリの事故で急死した。
このニュースには正直言ってかなり驚愕したのであるが、この事故に関してははっきり言って事件性は薄い。
アゼルバイジャン国境付近のダム視察から悪天候で急いで帰ろうとしての事故である。
何で濃霧の中で急いで帰る必用があったのかわからないけども、これも最高指導者様であらせられるハメネイ師のパワハラの賜物だろう。
そんな被害者のライシ大統領とアブドラヒアン外相には御冥福をお祈りしたい。
ただこの事故は、ハメネイの院政の院政が延期になった以外にはあまり影響はないんじゃないかと思う。
でもこのパワハラにしか見えない、この事故構図をイランの人達がどう思うかはわからない。
僕はただまあ、最高指導者様という称号を持つ者は、スノークみたいな末路を迎えるのが相応しいと思うな。