いま気になってること

 

 

マリオ64のRTA(リアルタイムアタック、ゲームのクリアまでの実時間を競う競技)において、ちょっと大変な事が発見された。

何でも太陽フレアが原因で内部処理が変わり、マリオが急にワープする現象が判明したのである。

細かい事はこのリンク先を読んで頂くとして、RTAでワープを上手く使えたらニューレコードがばんばん出そうだけども、太陽風が都合良く吹くとかまあ難しいし、制御出来っこない変数なのでこのプラン使うなんてまあちょっと無理だろう。

RTAイベントなんて、ここに合わせられる訳ないからね。


ただこの発見、結構スゴい事である。

何某かの電子計算システムの内部処理が、この事例みたいに太陽風の影響でぐちゃぐちゃになる可能性がある事を示唆している訳だ。

このしょーもないブログに行き着いてしまったあなたの銀行口座の金額が変わっていたら、ひょっとしたら太陽風の仕業かもしれない。

そーいえばコレ、イギリスでのポストオフィスのシステムでの富士通のヤラカシを正当化するのに使えるかもしれない。

この素晴らしいアドバイスに、富士通は一体幾ら払ってくれるだろうか。

まあ社内業務端末や法人納入端末にセレロン+HDD+メモリ4GB使う面白お笑い企業が、このロジックを理解出来る訳ないけども。


閑話休題、この様に太陽フレアはオーロラという劇的で美しい自然現象をもたらす事もあれば、先のRTAの様な電子機器への影響というも起こり得るのである。

まあ富士通のポストオフィス事件は、単なるゴミ下請けを買収してシステムを精査する気も無かったという、本当にどーしようもないヤラカシであるので、安心して頂きたい。

ただ太陽フレアの影響をおぼろげながら感じていた人達は存在していて、例えばオーストラリアの先住民族はオーロラを凶兆として語り継いで来ている様だ。

確かにこのリンクにあるような、オーストラリア付近で観測されるだろう高高度の赤いオーロラは綺麗だけども、理屈を知らないと不気味かもしれない。

そしてそういう空を観て、襟を正す様な思いにもなったんじゃないか。


この様に一つの現象を取っても、文化圏で解釈は結構違う。

オーロラみたいに美しい現象であっても、未知のものに触れる楽しさと畏れは忘れちゃいけない気がする。

そしてまあ富士通は真面目に事業を見直せ。



 

 

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