いま気になってること

 岸田首相はGW中にあちこち外遊をされていて、中でもフランスではアタル首相とマクロン大統領に、ドラゴンボール絡みで熱烈な歓迎を受けていたのが印象的だった。


おフランス人は何だかとにかくジャンプマンガが大好きで、少なくともワンピースとナルトに関しては僕より遙かに好きだろうと思う。

ジャンプマンガが好きな理由はあまりよく解らないけども、フランスの人達の日本を知る為の筋道が出来ているのは結構良い事だろう。


この外遊という単語を、野党の国会議員先生は字の意味のまま捉えていた御仁が存在したらしい。

まあ野党ならば民主党与党時にはなぜか北京に遊びに行っていたから、そういう感覚になるんだろうなとも思う。


今回のフランス外遊ではOECD会合での議長国演説でグローバルサウスとの協調を示し、生成AIに関するルール制定の枠組みを示した。

この辺は結構な外交的成果じゃないかと思う。


さてパリオリンピック・パラリンピックまで三か月を切っている。

柏レイソルサポーター的には、確実に関根が評価を上げたのと開幕節のPK外して以来調子を崩していた細谷が調子を取り戻した上でU-23アジア選手権を制覇してきたのは、実に良い事だ。

でもオリンピックやパラリンピックは残念ながら、僕が唯一観るフットボールだけが種目じゃないのである。


オシャレ感があるパリの街並みはもともと不衛生なところで知られていて、そこを流れるセーヌ川は江戸川みたいに牡蠣を放流してどうにかなるレベルじゃないドブ川である。


そんな川をトライアスロン会場にするつもりらしいが、何だかヤバそうとようやくおフランス人も気が付いた様だ。



なんという今更感だが、今回のオリンピック・パラリンピックは前回大会と観客が入る点でも大きく運営難度が大きく異なってくる。

パリは一応観光都市だし、ホスピタリティに目をつぶったらそんな大変な事にならないと思ったら、そうでもないみたいだ。


パリ市警はセーヌ川沿いの路天商や軽犯罪を一掃して、容疑者をとりあえず刑務所にぶち込んで臭いものに蓋モードに入っている。


まあそれだけで済んだらマシなんだけども、そのせいで刑務所が満タンだそう。

どう考えてもその場しのぎのムーブでしかないが、これを抜本的な対策だと信じるのが人権大国で移民に寛容なおフランス風なんだろう。


この状況から僕達日本人は、西洋諸国の言う移民に寛容な社会の意味は決して人道的な意味じゃなくて、俺たちが苦労してるんだからお前らは劣等人種はもっと苦労しろという意味だと学ばないといけないのである。

 

 

 

 

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