日本はエネルギー自給率も食料自給率も著しく低い国である
資源エネルギー庁によると、2020年度のエネルギー自給率は11.3%である。
そこに付け込んで、勢力を拡大している連中がいるのだが、今回は省略する。
そんな中でおフランスの華の都・パリでは、国際農業見本市が開催された。
この見本市、その名の通りに生産者が集まって色々な野菜や果物、またはチーズやワインみたいな加工品を売り出すという、この時期の風物詩みたいなものらしい。
勿論フランスという事ならこれも風物詩で、怒れる農業従事者が作った物を持ってくるついでに、パリでデモってやるぜーという恒例の展開になる訳である。
この見本市の初日に、マクロン大統領が訪れる事になったからさあ大変。
更には農業経営者と環境保護団体と大規模流通団体を含めた討論会もするよなんて言うものだから、生産者が俺等そっちのけで討論会なんてどうゆう事だと怒鳴り込まれるのは、フランス当局以外には予想出来ただろう。
この生産者達が怒鳴り込む事を危惧して、マクロン大統領が呼んだ経営者と環境保護団体と大規模流通団体は討論会をエスケープしたのだが、大統領本人はこの見本市への出席を取止めはしなかった。
それ故に怒鳴り混んできた生産者達と、強制的に討論会というかヤバめな囲み取材をする羽目になったのである。
正直この事態には同情はしないけども、この怒れる農業従事者と向き合った上で公共の電波に向けて、農業政策の見直しを公言し、その見本市初日に13時間も会場から逃げないで留まって意見交換を続けたのは、マジでだいぶ偉いと思う。
流石憧れの人妻先生を略奪婚するだけあるわ。
ただこういう状況でもないと、現場の声というものは偉い人にとどかないし、更には日本ではこういう状況にもならないんだろうとも思う。
ただコレは極端な話だけども、日本の農業従事者もちょっとだけは見習うべきだよねと思うのだ。