「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」がガンダムシリーズの興行収入を更新したらしい。
インフレ調整後の比較は解らないけども、リピートしたくなる作品だったのでまだこの記録は更新され続けるはずだ。
僕はまだ二回目を観に行ってないけども、入場特典次第でまた行こうとは思うぐらいに面白かった。
期待していた「マダム・ウェブ」がどうもダメらしく(ある意味では凄いらしい)。
まあそこのチケット代を劇場版三馬鹿の勇姿と買いそびれたパンフに回そうと思うのである。
SEEDの舞台であるコズミックイラは様々な点で世紀末的な世界である。
地球とプラントの双方が民族浄化をしあっている世界観は、古参のガンダムマニアには「大人がいない」と評されたが、TVシリーズが放映されていた当時以上に現実世界は混迷を極めていて古参ファンが評した大人のいない世界になりつつある。
「SEED FREEDOM」の劇中ではコンパスという世界治安維持機関が紛争根絶を担っている。
そしてコンパスは地球側の主要国とプラントの共同プロジェクトで、それを通した相互不可侵と集団自衛の同盟を結んでいる訳だ。
福田監督はコンパスを国連軍の様なものと評していたけども、僕はどっちかというとNATOに近いんじゃないかなと勝手に思っている。
閑話休題、NATOの集団自衛同盟としての規模は、ウクライナ侵攻以降拡大している。
恐らくプーチン大統領の後世の世界史的な評価は、NATO拡大を後押しした人物という評価になるのだろう。
強いリーダーとして崩壊した国の威光に回帰しようとしたという事実に、失敗したという事実が書き加えられる事を少なくとも僕は望んでいる。
そして旧共産圏の独裁者は、いやポスト・トゥルースという視点で現実を直視しない独裁者はその真実とやらに大人しく閉じこもっていろとも思う。
ただまあ、そういう訳にもいかないのが悲しい事実である。
そしてまあNATOという軍事同盟の根幹を、その主要国が揺るがそうとしているのはどう考えるべきか。
この騒動は上手く短くまとめられそうにもないので、また明日。


