ご多分に漏れずこのタイトルは、思いっ切り「SEED FREEDOM」のネタバレを含むので、うっかり踏みたくない方は、スルーして頂けたらと思う。

いやまあ公式が思いっ切りネタバレしている状況であり、かつネタバレを羅列するとお前は何を言っているんだと言われるのは確実だ。
マジでオーディエンスは全員アスランに錯乱させられた被害者である。
以下、多少のネタバレありの感想というか考察なので、アスランに錯乱させられた被害者の方以外は、スルーして頂けたらと思う。







・アコードについて
この設定でSEEDとSEED DESTINYで意図の解らなかった演出を見事に回収してきたと思う。
ラクスのあの発動演出がそういう意味だったのは、驚いた反面で納得もしたのである。

名詞形では、一致・調和、和音といった意味である。
これは能力的な意味以外にも、人類の調停者を自称していたファーストコーディネーターのジョージ・グレンのその自負を受けてだろう。
現状の設定開示だと、恐らく劇中のような読心能力や心理的干渉は、上位種としてコーディネーターに対して行使できるものだと思われる。

描写がないので断定出来ないという前置きをするが、思考が読まれたのがみんなコーディネーターだけだったという描写になっているからだ。
ブラックナイツとの初戦の際には機体スペック負けと奇襲のダブルパンチだった訳だけども、ムウのムラサメ改を仕留められなかったのは、舐めプと一撃派手に貰って離脱する意図まで読めなかったのだろう。
もちろんムウに関しては、ドラグーンを使える空間認識能力持ちなので読心能力に耐性がある可能性もある。
後天的にドラグーン適正に覚醒しているキラはしっかりカモられていたのは、メンタルがダメでやりやすかったという点以外にもアクセス権限的なものあるのだと思われる。
作品的にテレパシー的なものはどう説明するのか解らないが、一応オカルト的な物は極力廃している(シンのアレはイレギュラーだが)SEEDとしては、それなりにエクスキューズを考えているのだろう。
でもまあ脳量子波という単語は使って欲しくは無いなとも思う。

この辺はノベライズと設定集待ちであるが、フラガ家の空間認識能力的なものが、アレと違うレイヤーで進化してるのかなで今は納得する。
思考や認識の属人性というの無視しているのは人文科学を学んだものとしてはちょっと気になるが。
とりあえず、ファウンデーションことゆかりん王国周りは気が向いたらという事にして今日はオシマイ。


Ameba映画部

 

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