先週は都内でもところによって雪が降った(らしい)。
んでもって、ひょっとしたら今夜から明日にかけても雪が降るらしいという予報を観ていたら、いつの間にか雨に変わっていた。
大学入学共通テストと、まだセンター試験世代の僕は言い慣れないのだが、その辺は暦的にも寒い時期であり、実際今年も結構寒い。
でもこの寒い時期になって、ようやく営業できるスキー場があると日経のポッドキャストが報じる程度にはやっぱり暖冬ではある。
ただその分、寒くなってきた時のダメージがクリティカルになるらしく、体調崩されている方もいらっしゃるのではないだろうか。
2023年は観測史上最高に暑い年であった。
秋物の出番が変にズレて面倒臭かったし、半袖や扇風機をずっと仕舞えずにいた。
天皇杯の国立競技場のスタンドも12月にしては暖かったし、日本各地でもあちこちから農作物における暖冬の影響が報じられている。
日本人は多分、ポリネシア辺りの島嶼部の国と同じぐらいに地球温暖化に敏感な民族だと思う。
少なくとも日本人は地球温暖化の影響を思い知らされ続けている。
でも困った事にこの状況を必死で否定する温暖化否定論者というものが、一定数存在している。
そしてそうした現実を認識出来ない困った論者がYouTubeやSNSで幅を利かせているという報告書をイギリスのNGOが発表したのである。
このNGO、デジタルヘイト対策センターによると、近年の温暖化否定論者は、直接的な否定論以外にも、温暖化影響は無害で人類には好都合であるという新しいアプローチで自説を広めているらしい。
呆れる限りであるが、困った事にこうした珍説動画からYouTubeが年間1340万ドルの収益を得ていると先のNGOは試算している。
んで、その広告主がスポーツブランドだったり、ホテルだったり、国際NGOだったりするそう。
いくつか思い当たるところがあるね。
温暖化が日常的になるにつれて、否定論やそこのスポンサーも色々変化して、論陣の貼り方やスタイルも進化するのだろう。
何とも嫌な話であるが、こう事実に反した事をやりたがる理由はまた明日説明させて頂く。