先日書かせて頂いたバドライト炎上事件は、恐らく有史以来最も成功したボイコット事件とされている。

バドワイザーという世界に名だたるビールブランドの失墜と、その親会社の企業価値がおよそ4兆円吹っ飛ぶという、まるで盆と正月が一緒に来た様な事件がSNSでのマーケティング失敗で引き起こされたのが実に今日的と言えるのかなとは思う。

ただまああんまり日本で実感する事は無いのであるが。


ただこれだけの損失が発生しているのにも関わらず、日本ではその後の報道が全くされていないのは結構不思議ではある。

でも考えてみれば、この炎上事件について分析しようとすると、自動的にポリコレ勢が沸いてきそうで怖いというのもあるんだろう。


先日貼ったリンクの記事で休職中とされた、アンハイザー・ブッシュのマーケティング責任者アリッサ・ハイナーシェードとブランド統括責任者のダニエル・ブレイクはとうに会社を去っている。 

いやまあ、こんだけのヤバい損失を出したらまあクビだろう。


ブランド統括のダニエル・ブレイクさんは、同名のイギリスのおじーちゃんみたいに勤勉な人ではなく、アンテナのぶっ壊れたお笑いな山師なのはいいとする。 

アメリカ社会の厚顔無恥さを考えたらば、この御仁はバドワイザーのプロモーションに関わった事を履歴書のハイライトにして世渡りをするんだろう。


まあそんなお笑いな山師はともかく、この炎上事件において一番意味不明な存在が、マーケティング責任者のアリッサ・ハイナーシェードである。

大企業のマーケティング責任者を務めるならば、アンハイザー・ブッシュに長年勤めて、ブランドの訴求力が弱いところを分析した一手がアレだったならば、ドラスティック過ぎる結果以外は、まあ理解は出来る。

ただこのハイナーシェードの入社が2022年であり、それから一年ちょっとでマーケティング責任者になっているという経歴は、なんか変である。

それだけ優秀だったならば無くも無いかもしれないが、そういう人がわざわざ火に石油と核廃棄物をぶち込む様な発言はしないだろう。 


このハイナーシェード、アンハイザー・ブッシュのお給料がどれだけだったか知らないが、少し前にはニューヨークの一等地の豪邸で暮らしているのが確認されている。 

イマイチ前歴がハッキリしない人が、超絶な贅沢な暮らしをしていて、4兆円という大阪万博二回分の経済効果(たぬきの皮算用だが)を消滅させるって、無茶苦茶過ぎると思う。

なんていうか、他のビール大手から雇われた工作員かなんかと思う方が自然な気がするのだが、まあ常に事実は小説より奇妙なものだろうと思って、とりあえず今日はオシマイ。