ミレニアル世代の僕にとって、深夜番組で変なロケに突撃させられていた「嵐」は、同年代として結構馴染みのあるジャニーズのアイドルグループである。


やる気というものがおよそ無いのだが、歌にダンスに演技にアートにマルチな才能に何故か恵まれているリーダーこと大野智さんや、素晴らしくやる気の無い演技で名匠クリント・イーストウッドに認められた二宮和也さん、雰囲気に年齢が追い付いて凄みが出て来た松本潤さん、ロケに行くといつの間にか地元の人達と意気投合して、スポーツレポーターとしての天職を得ている相葉雅紀さん、真面目で勉強の出来る櫻井翔さん。


何か変なロケに投入される度にリーダーと櫻井翔が大体酷い目にあって、ニノと松潤が安全圏でニヤニヤしているという構図の多い嵐の深夜番組だったが、仕込みは有ったにせよ、あれだけ身体を張って変な事している様に何だか不思議と親近感が湧いたのである。


そんな嵐は現在活動休止中である。

休止中とは言ったものの、実際的には解散なんじゃないだろうか。


ただグループとして拘束される事が無くなったおかげで、才能に恵まれたやる気のないリーダーは悠々自適に絵やキャンプして過ごしているだろうし(僕はリーダーのしっかり詰めた演技とソロでもやっていけるだろう歌唱力が好きなのだが)、ニノや松潤は役者として本腰入れて向き合える環境が出来た。


おっとりとして人当たりが良く誰とでも仲良くできる相葉ちゃんのアスリートへのインタビューは、毎度僕も楽しみにしているし、何より本人も楽しそうである(余談だが相葉ちゃんのこの人当たりの良さが演技にもしっかり生きているのを「和田家の男たち」という作品で知った)。


櫻井翔はキャスターとして活躍していて(夜ワイドショーを観てないからわかんないけども)、先日開幕したラグビーワールドカップのフランス大会の日本代表のアンバサダーに起用されている。


ただこの起用に対して、フランスの高級紙である「ル・モンド」誌が疑問を呈する記事を掲載したのである。その論調が、「日本は人権意識が低い」というものである。 

いやそれ今言う事じゃないだろ、お前らが言うなよと思わなくもないが、確かに言われても仕方が無いという気もしないでもない。


事務所からTV局からと現状に対する配慮(婉曲表現)を強要されて、言うべき事と言いたい事が言えない櫻井翔は紛れも無く被害者としか言えないのであるが。


勿論、これは今まで公然の秘密であったジャニーズ事務所創業者であるジャニー喜多川の性的虐待・搾取報道についてル・モンド誌にツッコまれている訳である。

この辺について書こうと思ったが、結構だらだら書いているのでまた明日。