年末にそんなニュースあったのか。
いかに国内の経済ニュースをチェックしてないか、バレちゃうところである。

東急ハンズ、買収されちゃうのである。
しかも郊外型の同業種であるカインズホームによってだ。
カインズホーム自体は僕の行動圏にあるので知ってはいたのだが、まさか東急ハンズを買収するに至るなんて思わなかった。

東急ハンズといえば、大都市でDIY用品が揃う、その他にも色々なニッチなグッズがあって、何となくそういうものを見に行くところだった。
そのイメージに近いところとしては、ドン・キホーテがあるけども、あそこよりは上品な感じだと思う。

ただ東急ハンズの為に渋谷だとか池袋には行かないよなとは思う訳である。
昨年の秋に久方ぶりに渋谷に行ったのだが、だいぶ様変わりしていて驚いた。
特に東口側、宮益坂方面は行く度に小綺麗になっている気がする。
文化村方面も結構様変わりしていて、この記事を読んで知ったのだが、アップリンク渋谷ももう無いそうだ。

このコロナ禍において、確かに東急ハンズの様な都市型のホームセンターは恐らく逆風だったのだろう。
DIY用品を買う為にわざわざ都市に出ないだろうし、お洒落な家具であれば郊外型のイケアで見たり、お手頃価格で割とどこでもあるニトリが勢力を伸ばしていたりする。

この記事でも指摘されている様に、渋谷東急ハンズに関しては、フロア割が独特でそれが面白いと思う事もある半面、あっちこっち目的の物を探すのに振り回される感じもしないでもないし、意外とそれぞれのスペースが狭くてアイテム数も少ないというのも納得ではある。

一方でカインズは今回の買収に際して、都市型店舗のノウハウを吸収出来るというのが狙いである。
この点、東急グループ内でのハンズの扱いを上手く見極めた買収劇といえる。

この買収劇に一抹の寂しさを感じながらも、そーいや池袋ハンズも無くなっている事に気が付いた。
やはり東急ハンズの様な都市型ホームセンターはバブル期の産物なのだと思いながらも、このコロナ禍で都市機能の集約問題が見直された結果なのかもしれない。

コロナ禍で確かにDIYやお家時間が重視される様になった。
そうした備品は自分の近所で探すというのがトレンドなのかなと思う。
こうした消費行動の見直しで伸びるところと苦戦するところに別れてるんだなと改めて思う訳である。

皮肉な事にこの2社、東急ハンズは76年、カインズホームは78年とほぼ同時期に創業している。
この点、バブル期やら氷河期を経て明暗を分ける事になった。
それだけこの40数年間は激動期だったのだろうと思う訳である。