バイデン政権の支持率が上がらない。
現状、就任一年経過した時点の支持率は40.9%に甘んじており、これは第二次世界大戦以降就任した大統領で下から二番目との事。
ちなみに最低の支持率は、トランプ大統領である。

この支持率が伸び悩む理由は、目玉にしていた政策である大規模インフラ整備での雇用創出するという法案が与党内で成立が拒否されており、動くに動けない状況であるのがまず一因。
その他にも新型コロナウイルス対策やら、燃料価格の高騰やら、インフレが凄いやら、正直バイデン大統領がどうこうではなくて、前任者の政治分断政策が功を奏しているのと、ひとえに習近平永世皇帝様が世界にばら撒いたプレゼントのせいなのであるが。
まあ、これを共和党や前任の大統領はバイデン大統領のせいにする訳である。

世の中自分は手を動かさずに、無責任な事を言う人間が支持を得てしまうこの構図は、傍から見ていて腹立たしいのだが、当人達にはそうした視点は無い様である。

閑話休題、ただこうした自省の無い金持ちの唱えるポピュリズムがアメリカだけで無く、世界中で妙に支持されてしまう理由はやはり80年代の新自由主義に起因すると、上記のコラムでジェフリー・サックスは指摘している。
アメリカのニュースを見ていると、あんまりにもアホな事件がアホな判決が出て無罪になったり、共和党が提出したアホな法案が何故か通ったり、思わず首を傾げる事がままある。

これは、特にアメリカの政治ドラマや映画を観ると解るのだが、企業とロビイストが政治献金や票田を盾にして自分達に有利な候補に働きかけている為だ。
無論これだけではないのだけども、そうした構造があるのは事実である。
長くなるのでこの辺にするけども、こうしたアホな仕組みがニクソン大統領時代にある程度正当化され、本格的にアメリカ社会を蝕む様になったのは、新自由主義を無邪気に称賛したレーガン政権時代になる。
この80年代の無邪気な悪意に、世界は未だに蝕まれているのである。

細かい事はまた今度。